本を読んでると、ときどき妙なところにインクが付いてることがありますが…。
これには思わず吹いたw
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メンチ・哀愁の日記〜なせばなる! | |
精霊の守り人 第1巻 (初回限定版) 精霊の守り人 [BANDAI CHANNEL] プロモーション映像が無料で視聴できます。また、本編も1話100円程度で視聴可能。 「精霊の守り人」は、攻殻機動隊SACシリーズの神山健治監督によるアジア風ファンタジー作品です。4月から9月までNHK BS-2で放送されていました。 ファンタジーでありながら、何でもありのご都合主義さはあまり感じません。原作ではそういう面もちょっとあったのですが、神山監督がうまく昇華してくれました。ファンタジー要素はあくまで行動の動機付けに過ぎなくて、人間ドラマの面白さが主体になっているため、そこにリアルさが生まれているのでしょう。 中だるみしそうな展開も、ハイクオリティな映像美が目を惹きつけて離さないため、飽きを感じることはありませんでした。青い空、流れる雲、透明な水、広がる水田、山の緑、雪の白さ、、眺めているだけでも癒されます。また、そういった自然だけにとどまらず、人間そのものの描かれ方や、生活観、様々な“飯”に至るまで、ディテールがこだわり抜かれています。見事。 そこにキャラクターの魅力が加わり、鬼に金棒状態。 主人公は三十路女の用心棒バルサ。芯が揺るがない、完成された大人のかっこよさがあります。そして何よりも、強い。肉体面でも、精神面でも。 それでいて、完璧超人ではありません。戦いにおいて無敵であるわけもなく、深手を負うこともあります。人間的な弱さを見せることもあります。創作物なんだから無敵のヒーローを主人公に据えることもできるでしょうけど、それは単に最強というだけであって、そこに真の強さを見い出すことは困難でしょう。精霊の守り人においては、そのあたりのさじ加減が絶妙なんです。 他にも、チャグム、タンダ、トロガイ師(笑)、シュガ、、数多くのキャラクターが、それぞれ魅力的な個性を備えています。 声優陣は主演の安藤麻吹さんを始め、気合の入った熱演で、非常に素晴らしいです。ただ、唯一、チャグムの演技が残念です(苦笑) 元々が俗世から浮いている存在なので、わざと違和感を作り出した……と考えるのはあまりに都合が良すぎますか。 音楽は(現在、ガンダムOOに参加中の)川井憲次氏が担当しています。日本テイストたっぷりの、迫力あるサウンドは、本作にふさわしい“最高級品”。サントラの聴き応えはかなりのものです。 OPはL'Arc〜en〜Ciel「SHINE」。 評判はあまりよくなかったようですが、私は元々ラルクの曲が好きなので、気に入ってました。曲に合わせて何人かが同時に振り向く映像は何度見ても笑ってしまいますが。 EDはタイナカサチ「愛しい人へ」。 各話ラストを締めくくるのがこの名曲で本当に良かった…。耳コピデータをHPのMUSIC>JASRAC管理曲で公開しています。 原作ではこの後、闇の守り人へと続きます。是非ともアニメで続編が見たいところですが、商業的に結果を残せなければ、次は無いでしょう。DVDは各巻2千枚弱しか売れてないそうで。そのうち地上波で放映されて人気が出るとよいのですが…。 かくいう私もDVDは買っていません。この映像美を堪能するには、DVDではもったいないです。いつかBDで見たいので、時が来るまで待っているつもりですが…。皆が同じ考えだと続編の望みが('A`) こんなに素晴らしい作品なのに、もったいないなあ…。地味だけど大好きです。こういう、大人が楽しめる、世界に誇れる作品が増えてほしいと、切に願います。 お気に入り度 ★★★★★★★★★☆(9点) Fate/Stay night DVD版 TYPE MOON これだけ話題になっているのに、プレイしないのは損した気分…。というわけで、TYPE MOONのゲームを初プレイ。 戦闘の演出は凄いけど、いまいち面白くないなと思いながら数時間。…実はプロローグだったと発覚(笑) それから本編開始して、ちょっと面白くなってきて、ずるずると引き込まれていきました。 本来ならば本を読んだり、映画を見たりしたであろう余暇時間をほとんど費やし、約2ヶ月かけてクリア。プレイ時間は74時間でした。ノベルゲームにゼノギアス並みの時間をかけることになろうとは…。もっとも、寝落ちが数回含まれているので(笑) 実質60時間くらいだったと思います。 ルートは3種類ありますが、プレイ可能になる順番は決まっているし、序盤にルートが確定した後はほぼ一本道。選択肢を間違えれば即バッドエンドのパターンが多く、攻略の余地はほとんどナシ。話を楽しみたいだけの私にはピッタリです。突き詰めれば、選択肢すらない「ひぐらしのなく頃に」スタイルで十分なのですが(笑) ストーリーはジャンプのバトル漫画系で、設定をしっかり作りこんで良質に仕上げたという感じでした。元々あまり好きではないジャンルなので、世間で評価されているほどは楽しめなかった気がします。(まあ、少なくともBLEACHよりは面白いよと断言できます(笑)) 驚くべきはバトル演出。静止画の使いまわしだというのに、その迫力はかなりのものです。こういう盛り上げ方もあるのかと、ちょっと感動。 不満点は…なんといっても文章の長さ。似たような内容の文を何度も何度も…正直くどいです。短くまとめて伝える能力も、ライターにとって重要だと思います。半分くらい削ったら、テンポが増してちょうど良くなりそう。 音楽は……TYPE MOONの弱点とか言われてそう……。決して低レベルなわけではないし、気に入ったBGMもいくつかあるのですが、他の有名作品に比べると……惜しいな、と思う部分も。 お気に入り度 ★★★★★★★☆☆☆(7点) 家族計画〜心の絆〜 インターチャネル KanonやAIRと並んで、シナリオが良いゲームとしてよく挙げられていた家族計画。I'veが担当した主題歌は知っていましたが、せっかくなのでプレイしてみました。 キャストが……アホな発言を繰り返す若本規夫と、花形美剣声で話す子安武人。もう、これだけでやってみたいと思う人もいるはず(笑) 複雑な事情を持ったキャラクター達が擬似家族を形成。互いの身を守りながら奮闘し、“家族”のあり方が変わっていく様子が描かれています。 初っ端から現実にはありえない突飛な展開の連続で、細かいところを突っ込んではいけないゲームなのだと瞬時に悟りました(笑) それでもプレイしていくうちに違和感がなくなりました。シナリオライターの力なのでしょう。ギャグ展開は残念ながら私にはあまり合いませんでしたが、それを補って余りあるほどの魅力がありました。“泣きゲー”と呼ばれる作品は数多あれど、ここまで心温まる展開でまとめあげられた作品には滅多に出会えないと思います。最も顕著だったのは、準シナリオのラストかな…。 主題歌は「同じ空の下で」(KOTOKO)。下記サイトで配布されているデモムービー(PC版)のバックで流れている曲です。 「家族計画」デモムービー(高画質版) [巨大ファイル配布支援サイト] この曲は元々好きだったのですが、ゲームをプレイしてみると、今まで何とも思ってなかったED曲「philosophy」(MOMO)が不思議と好きになりました。というか、もう名曲としか思えない…。 シナリオ、音楽共に良いゲームです。 ただ、どうしても気になる点が。普段、キャラクターの造形など「そんなもの飾りですよ、偉い人には分からんのです」などと思っている私でさえ、気になって仕方ないのです。 どうしてそんなにアゴがとがってるの? …別にいいけど、どうせなら福本キャラくらい潔くとがらせてしまえばいいのに(笑) お気に入り度 ★★★★★★★☆☆☆(7点) リトルバスターズ! 通常版 KEY たぶん…いや、間違いなくこれはギャルゲーに位置する作品なんだと思います。しかしその内容の半分くらいは濃い野郎共の で、このリトルバスターズ。みんなアホです。どのくらいアホかというと、下記の体験版をプレイすれば一目瞭然。百聞は一筋(肉)にしかず(ん?) 「リトルバスターズ!体験版 ダウンロードサイト 春原級が3人もいたら、笑い転げるしかないっての…。 CLANNADのテーマが家族だとしたら、リトルバスターズ!は 曲はあまり印象に残りませんでした。悪くはないし、きちんと雰囲気を盛り上げてくれるものばかりなのですが、これ耳コピしたい!と思うような曲はほとんどありませんでした。今回は折戸伸治さんがあまり深く関わらなかったようで、ちょっと残念。OPやEDが一番気に入ってます。 お気に入り度 ★★★★★★★★☆☆(8点) ミニゲームは、バッティング練習が面白くて、毎回プレイしてました(笑) 一応12コンボまではつなげたのですが、、上手い人はどの程度つなげられるのでしょう。うまうー
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