ウェバーがポール・トゥ・ウイン! レッドブルが1-2、中嶋12位 [F1-LIVE.com]
■レッドブル(KERS非搭載)
ウェバー優勝、ベッテル2位。
ウェバーがポールポジションから初優勝しました。F1デビューから132戦目での勝利は、F1の歴史において最も遅い記録だそうです。
ウェバーはスタートでバリチェロを抑えに行きましたが、接触。そのまま2番手まで下がってしまいました。本人はバリチェロを見失ったと言っていましたが、本当のところはどうだか分かりません(笑) それでドライブスルーペナルティを課されました。ただ、すぐにペナルティが出たわけではないので、しっかりとマージンを稼いで2番手のまま復帰。後はレッドブルの圧倒的な速さで優勝しました。
ベッテルはスタートで順位を下げてしまいましたが、最後には2番手まで上がってチェッカーを受けました。レッドブルというとベッテルが速いイメージでしたが、2人の差はたったの1.5ポイントしかありません。今後のチャンピオン争いでどちらを優先させてくるか…。
■フェラーリ(KERS搭載)
マッサ3位。ライコネンリタイア。
昨年チャンピオンを争ったマッサが、9戦目にして今季初表彰台。8番手スタートから4番手までジャンプアップ。KERS最大の利点はやはりスタートなのでしょう(笑) その後も重めの燃料を生かして順位を上げ、3位を獲得しました。
ライコネンは、スタートこそ成功しましたが、スーティルと接触するなど散々なレース展開。最後はマシン不調でリタイアしました。ドイツGPではなかなか良い結果を残せていません。
■ウィリアムズ(KERS非搭載)
ロズベルグ4位。中嶋一貴12位。
15番手スタートのロズベルグは、最も重い燃料を積みながら、スタートでなんと9番手までジャンプアップ。また、コバライネンのペースが上がらず、後続をパレード化してくれたおかげで、展開が楽になりました。中嶋一貴より上には来るだろうと思ってましたが…。まさかここまでの結果を出すとは、正直驚きました。
中嶋一貴はオープニングラップでトゥルーリとの接触し、後方へ。ポイント獲得できるペースを持っていたものの、この展開では為す術なし。いつになったらポイントを獲得できるのでしょうか。
■ブラウンGP(KERS非搭載)
バトン5位。バリチェロ6位。
バリチェロはスタートでトップに。バトンは5番手に。…バリチェロはまさかバトンの後ろで終えることになるとは思わなかったでしょう。給油リグトラブルで貴重なポジションを失うこともありましたが、そもそもの問題は3ストップ作戦。3ストップが功を奏することって、滅多に無いんですよね。前も大失敗したというのに、それでも3ストップに賭けざるを得ない…。
次戦では力を取り戻してくるでしょう。大幅アップデートして、低速コースで、路面温度が上がって、それでもレッドブルに負けるようなら、今シーズンのタイトルの夢はほぼついえます。
■ルノー(KERS非搭載)
アロンソ7位。ピケJr.13位。
アロンソは12番手スタートながら入賞。下手に上位から軽タン勝負するよりも、オーソドックスな作戦のほうが力を発揮できます。
せっかくの上位スタートだったピケJr.は、スタート失敗。大きく後退して、レースを台無しにしてしまいました。今回で解雇という噂もありましたが、どうやら継続して次戦に臨むようです。
■マクラーレン(KERS搭載)
コバライネン8位。ハミルトン18位。
コバライネンは6番手でスタートし、KERSで一気に3番手に浮上。その後はペースが上がらず、8位までずるずると下がってしまいましたが、コース上でパスされることはありませんでした。これはKERSあっての入賞でしょう。
一方、フリー走行で何度もトップタイムをたたき出すなど、絶好調だったハミルトンは、5番手スタートから1コーナーまでにトップに躍り出る、見事なスーパースタートを決めました。…しかし、1コーナー手前でウェバーと接触。リアタイヤがパンクし、ブレーキが機能せず、コースオフして順位を落としてピットイン。あっという間に周回遅れになってしまいました。
せっかくの名誉挽回のチャンスが台無しになってしまいましたが、次戦のコースもマクラーレンには合っているはずです。
■トヨタ(KERS非搭載)
グロック9位。トゥルーリ17位。
ピットスタートだったグロックは1ストップ作戦を敢行。見事に1ケタフィニッシュを決めました。さすがに入賞は出来ませんでしたが、そこまで運が味方することも稀でしょう。
■BMW(KERS非搭載)
ハイドフェルド10位。クビサ14位。
ハイドフェルドは、BMWにしては珍しく良いペースで走っていましたが、惜しくもポイント獲得はなりませんでした。
クビサは素晴らしいスタートで、一気に順位を6つ上げました。ポイント獲得チャンスかと思われましたが、第2スティントで謎のペースダウン。タイヤの内圧がおかしかったようです。
■フォース・インディア(KERS非搭載)
フィジケラ11位。スーティル15位。
今回、オープニングラップを除いて、最も多くのマシンをオーバーテイクしたのはフィジケラかもしれません。特に、ハイドフェルドやアロンソまでをも抜いた1stスティントは見事でした。本当に最近、良いレースをしています。惜しむらくはスタート位置。
7番手スタートだったスーティルは、スタートで1つ順位を落としたものの、重い燃料を積んで上位勢にしっかりついていきました。そして最初のピットストップを終え……そこでまたもや、ライコネンと接触してしまいました。昨年のモナコGPでは完全にライコネンのミスでしたが、今回はどちらに責任があるとも言えません。しかし…嫌なめぐり合わせですね…。
結局、補修のための再ピットインで一気に順位を落とし、完走がやっとでした。残念。しかしまたいつか確変してくれると期待しています(笑) というか上位チームへ移籍を…。
■トロ・ロッソ(KERS非搭載)
ブエミ16位。ボーデリタイア。
ブエミは…まあ…実力通りの結果でしょう。
ボーデはマシントラブルでのリタイアでしたが、何よりも結果が求められる状況でのリタイアは痛手でした。レース後、トロ・ロッソがボーデを解雇したことが発表されました。
代わりにシートに収まることが決まったのは、史上最年少ドライバーとなる19歳のハイメ・アルグエルスアリ。アルグエルスアリ……噛みそうです(笑) 実況アナも大変でしょう。調子こいた発言もかましてるので、ここは蝿めと呼んでやりたいところですが、残念ながらブラウンGPに本物の蝿が健在なんですよね。残念でした。
…しかし、ボーデほどのドライバーが解雇される世界って…。スポンサーの問題も当然あるだろうけど…。魑魅魍魎が跋扈してますな…。
次戦は7月26日、ハンガリーGPです。ハンガロリンクはモナコに次いで低速です。
■レッドブル(KERS非搭載)
ウェバー優勝、ベッテル2位。
ウェバーがポールポジションから初優勝しました。F1デビューから132戦目での勝利は、F1の歴史において最も遅い記録だそうです。
ウェバーはスタートでバリチェロを抑えに行きましたが、接触。そのまま2番手まで下がってしまいました。本人はバリチェロを見失ったと言っていましたが、本当のところはどうだか分かりません(笑) それでドライブスルーペナルティを課されました。ただ、すぐにペナルティが出たわけではないので、しっかりとマージンを稼いで2番手のまま復帰。後はレッドブルの圧倒的な速さで優勝しました。
ベッテルはスタートで順位を下げてしまいましたが、最後には2番手まで上がってチェッカーを受けました。レッドブルというとベッテルが速いイメージでしたが、2人の差はたったの1.5ポイントしかありません。今後のチャンピオン争いでどちらを優先させてくるか…。
■フェラーリ(KERS搭載)
マッサ3位。ライコネンリタイア。
昨年チャンピオンを争ったマッサが、9戦目にして今季初表彰台。8番手スタートから4番手までジャンプアップ。KERS最大の利点はやはりスタートなのでしょう(笑) その後も重めの燃料を生かして順位を上げ、3位を獲得しました。
ライコネンは、スタートこそ成功しましたが、スーティルと接触するなど散々なレース展開。最後はマシン不調でリタイアしました。ドイツGPではなかなか良い結果を残せていません。
■ウィリアムズ(KERS非搭載)
ロズベルグ4位。中嶋一貴12位。
15番手スタートのロズベルグは、最も重い燃料を積みながら、スタートでなんと9番手までジャンプアップ。また、コバライネンのペースが上がらず、後続をパレード化してくれたおかげで、展開が楽になりました。中嶋一貴より上には来るだろうと思ってましたが…。まさかここまでの結果を出すとは、正直驚きました。
中嶋一貴はオープニングラップでトゥルーリとの接触し、後方へ。ポイント獲得できるペースを持っていたものの、この展開では為す術なし。いつになったらポイントを獲得できるのでしょうか。
■ブラウンGP(KERS非搭載)
バトン5位。バリチェロ6位。
バリチェロはスタートでトップに。バトンは5番手に。…バリチェロはまさかバトンの後ろで終えることになるとは思わなかったでしょう。給油リグトラブルで貴重なポジションを失うこともありましたが、そもそもの問題は3ストップ作戦。3ストップが功を奏することって、滅多に無いんですよね。前も大失敗したというのに、それでも3ストップに賭けざるを得ない…。
次戦では力を取り戻してくるでしょう。大幅アップデートして、低速コースで、路面温度が上がって、それでもレッドブルに負けるようなら、今シーズンのタイトルの夢はほぼついえます。
■ルノー(KERS非搭載)
アロンソ7位。ピケJr.13位。
アロンソは12番手スタートながら入賞。下手に上位から軽タン勝負するよりも、オーソドックスな作戦のほうが力を発揮できます。
せっかくの上位スタートだったピケJr.は、スタート失敗。大きく後退して、レースを台無しにしてしまいました。今回で解雇という噂もありましたが、どうやら継続して次戦に臨むようです。
■マクラーレン(KERS搭載)
コバライネン8位。ハミルトン18位。
コバライネンは6番手でスタートし、KERSで一気に3番手に浮上。その後はペースが上がらず、8位までずるずると下がってしまいましたが、コース上でパスされることはありませんでした。これはKERSあっての入賞でしょう。
一方、フリー走行で何度もトップタイムをたたき出すなど、絶好調だったハミルトンは、5番手スタートから1コーナーまでにトップに躍り出る、見事なスーパースタートを決めました。…しかし、1コーナー手前でウェバーと接触。リアタイヤがパンクし、ブレーキが機能せず、コースオフして順位を落としてピットイン。あっという間に周回遅れになってしまいました。
せっかくの名誉挽回のチャンスが台無しになってしまいましたが、次戦のコースもマクラーレンには合っているはずです。
■トヨタ(KERS非搭載)
グロック9位。トゥルーリ17位。
ピットスタートだったグロックは1ストップ作戦を敢行。見事に1ケタフィニッシュを決めました。さすがに入賞は出来ませんでしたが、そこまで運が味方することも稀でしょう。
■BMW(KERS非搭載)
ハイドフェルド10位。クビサ14位。
ハイドフェルドは、BMWにしては珍しく良いペースで走っていましたが、惜しくもポイント獲得はなりませんでした。
クビサは素晴らしいスタートで、一気に順位を6つ上げました。ポイント獲得チャンスかと思われましたが、第2スティントで謎のペースダウン。タイヤの内圧がおかしかったようです。
■フォース・インディア(KERS非搭載)
フィジケラ11位。スーティル15位。
今回、オープニングラップを除いて、最も多くのマシンをオーバーテイクしたのはフィジケラかもしれません。特に、ハイドフェルドやアロンソまでをも抜いた1stスティントは見事でした。本当に最近、良いレースをしています。惜しむらくはスタート位置。
7番手スタートだったスーティルは、スタートで1つ順位を落としたものの、重い燃料を積んで上位勢にしっかりついていきました。そして最初のピットストップを終え……そこでまたもや、ライコネンと接触してしまいました。昨年のモナコGPでは完全にライコネンのミスでしたが、今回はどちらに責任があるとも言えません。しかし…嫌なめぐり合わせですね…。
結局、補修のための再ピットインで一気に順位を落とし、完走がやっとでした。残念。しかしまたいつか確変してくれると期待しています(笑) というか上位チームへ移籍を…。
■トロ・ロッソ(KERS非搭載)
ブエミ16位。ボーデリタイア。
ブエミは…まあ…実力通りの結果でしょう。
ボーデはマシントラブルでのリタイアでしたが、何よりも結果が求められる状況でのリタイアは痛手でした。レース後、トロ・ロッソがボーデを解雇したことが発表されました。
代わりにシートに収まることが決まったのは、史上最年少ドライバーとなる19歳のハイメ・アルグエルスアリ。アルグエルスアリ……噛みそうです(笑) 実況アナも大変でしょう。調子こいた発言もかましてるので、ここは蝿めと呼んでやりたいところですが、残念ながらブラウンGPに本物の蝿が健在なんですよね。残念でした。
…しかし、ボーデほどのドライバーが解雇される世界って…。スポンサーの問題も当然あるだろうけど…。魑魅魍魎が跋扈してますな…。
次戦は7月26日、ハンガリーGPです。ハンガロリンクはモナコに次いで低速です。