メンチ・哀愁の日記

〜なせばなる!

2009年F1第11戦ヨーロッパGP 予選

ハミルトンがシーズン初ポール! [F1-LIVE.com]
ヨーロッパGP予選後のマシン重量 [F1-LIVE.com]

F1ヨーロッパGPが開幕しました。開催地は、今回で2度目となるバレンシア。昨年は地元アロンソが早々にリタイアし、つまらないパレードレースとなってしまいましたが、今年はどうなるでしょうか。

■マクラーレン(KERS搭載
ハミルトンPP、コバライネン2番手スタート。
マクラーレンがフロントローを独占。ハミルトンはこれが今季初ポール。前戦に引き続き好調ではありますが、燃料が軽いので、優勝に向けては厳しい戦いになります。これまでは、重い燃料を積みながら、スタートでKERSを駆使してジャンプアップすることによって善戦していましたが、今回は最軽量。1-2体勢を保つことは出来そうですが、確実に優勝したいならコバライネンが後続を抑えるしかないでしょう(笑)

■ブラウンGP(KERS非搭載)
バリチェロ3番手スタート、バトン5番手スタート。
ここにきてブラウンGPが盛り返してます。2人とも、マクラーレンの2台やベッテルより4周分程度多く積んでいます。ガチの勝負になれば、バリチェロは最有力優勝候補でしょう。また、怪しい作戦でバトンを優勝させることも考えられます。

しかし今重要なのは、優勝よりもしっかりとレッドブルに先着すること。稼げるときにしっかり稼いでおかないと…。

■レッドブル(KERS非搭載)
ベッテル4番手スタート、ウェバー9番手スタート。
ベッテルはマクラーレンとほぼ同じ燃料搭載量だけに、優勝もブラウンGPに勝つことも厳しいです。そんな状況でどれだけ足掻けるか、今回の大きな見所です。

ウェバーはブラウンGPよりちょっと重い程度で9番手。ライコネンあたりが目標になるでしょうか。表彰台は難しいです。

■フェラーリ(KERS搭載
ライコネン6番手スタート、バドエル20番手スタート。
ライコネンは素晴らしい走りでした。燃料はブラウンGPとほぼ同量。もしKERSスタートでバトンやバリチェロの前に出たら厄介な存在になるでしょう。…ハミルトンの優勝をサポートすることになるかも…。

マッサは前戦の大怪我の影響で欠場。代わりにシューマッハが乗るというビッグニュースが流れましたが、バイク事故での首の負傷の状態が思わしくなく、結局復帰もお流れになってしまいました。

代役に指名されたのは、長年テストドライバーとしてフェラーリに尽くしてきたルカ・バドエル。F1に出るのはなんと10年ぶり。今季は厳しいテスト制限で経験を積むことが出来ず、今回はマシンに慣れるためのテストとして割り切っている模様。しかし、38歳という年齢で好パフォーマンスを発揮するのは簡単なことではありません。今後も低調なレースが続きそうです。

それでも、この歳でF1に返り咲いた姿は応援したくなってしまいます。

■ウィリアムズ(KERS非搭載)
ロズベルグ7番手スタート。中嶋一貴17番手スタート。
ロズベルグは上位10台の中で最も重いです。スタートで順位を保持すれば、5位以内には入ってきそうです。

中嶋一貴はエンジントラブルでQ1落ち。ドライバーのミスではありませんが、ロズベルグがこうもぽんぽんポイント圏内に入ってくるものだから、ちょっと悲しくなります。超重タンでスタートする予定。今回もポイントは無理でしょう。昨年撃墜したアロンソと絡みにくい位置にいるのがせめてもの救い(笑)

■ルノー(KERS非搭載)
アロンソ8番手スタート。グロージャン14番手スタート。
地元アロンソは8番手。燃料搭載量を考えると、満足のできるポジションではありません。これでは、ポイントを稼ぐので精一杯。超軽タンの3ストップで目立つのも面白かったと思いますが…。

解雇されたピケJr.に代わって、今回からルノーに乗るのはロマン・グロージャン。デビュー戦からピケJr.並みのパフォーマンスを見せてきました。ルノーのアロンソへの偏りぶりを考えると、これは見事。これから面白いドライバーに成長していくかもしれません。…いや、スピンやコースアウトを繰り返すという意味ではないですよ(笑)

■BMW(KERS非搭載)
クビサ10番手スタート。ハイドフェルド11番手スタート。
BMWが若干力を取り戻してきました。今季限りでの撤退が決まっているため、来季のことを考えずに開発に集中できているのかもしれません。

クビサは久々のQ3進出。燃料搭載量はあまり多くありません。仮に前が何台かリタイアしたとしても、重タンの後続勢と戦わなくてはいけません。ポイント獲得への道は険しいです。

ハイドフェルドはなかなかの重タン。皮肉な状況ですが、Q2で脱落したハイドフェルドのほうが明らかにクビサより有利です。

■フォース・インディア(KERS非搭載)
スーティル12番手スタート。フィジケラ16番手スタート。
スーティルは土曜午前のフリー走行でトップタイムをマーク。予選でも引き続き好調で12番手を確保しました。ハイドフェルドよりは軽いですが、面白い存在です。終盤、1ポイントをかけての勝負が見られるかもしれません。

フィジケラはスーティルに遅れをとりましたが、決勝ではずっと好走を続けています。今回も期待しています。

■トヨタ(KERS非搭載)
グロック13番手スタート。トゥルーリ18番手スタート。
あまりの遅さでどうしようもありませんでした。決勝は2台とも重タン戦略で勝負をかけます。なんだかんだで順位を上げてくるグロックは楽しみです。トゥルーリは1ストップでもするつもりでしょうか。

■トロ・ロッソ(KERS非搭載)
ブエミ15番手スタート。アルグエルスアリ19番手スタート。
ブエミは好タイムでQ1を通過しましたが、Q2はタイムが上がらず15番手スタート。マシン自体の調子は上がってきているように思えますが、ポイントに絡むのは難しいでしょう。

アルグエルスアリは参戦2戦目。バドエルを見ても明らかなように、すぐに結果を出せというのも酷な話です。最下位争いに終始しそうです。


決勝は日本時間21時から。地上波での放映はフジテレビにて24時20分からです。いつもより30分遅いので注意。バレーの延長次第では、さらに30分遅れる可能性もあります。
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ミハエル・シューマッハがF1復帰

マッサの代役はシューマッハ! [F1-LIVE.com]

惜しまれながらも2006年に引退したミハエル・シューマッハが、マッサの代役としてF1に復帰することがフェラーリから発表されました。そんな噂があることは知りつつも、今年はバイクで重傷を負ってるし、まさか乗らないだろうと思っていたのですが…。驚きました。

3年前、もうF1でのミハエルの走りを見ることは出来ないと思って、鈴鹿で観戦しました。その彼が鈴鹿とともにF1に戻ってくるとは(笑) しかも、引退会見で隣に座っていたライコネンのチームメイトとして…。


シューマッハは既に40歳。今シーズンはテストが禁止されているため、マシンに慣れるための時間も取れません。マッサの回復は順調らしいので、代役として何戦乗れるかも分からず、慣れた頃に降りる羽目になる可能性も…。…今回シューマッハが代役として選ばれたのは、代役ドライバーの活躍に関わらずマッサを復帰させますよという配慮なのかもしれません。


しかし、再びシューマッハの走りを見られるのは嬉しいです。超軽タンでPPとFL記録を伸ばして欲しいという気持ちはあるものの(笑)、最終的な活躍は期待しません。怪我にだけ注意して走ってもらえれば…。


また、アロンソ欠場によって人気低迷に拍車がかかっていたヨーロッパGPも、これで息を吹き返すかもしれません。
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2009年F1第10戦ハンガリーGP 決勝

ハミルトンが今シーズン初勝利! アロンソ&ベッテルがリタイア、中嶋9位 [F1-LIVE.com]

■マクラーレン(KERS搭載
ハミルトン優勝。コバライネン5位。
昨年チャンピオンのハミルトンが今季初優勝。4番手スタートから、好ペースで順位を上げ、後半は独走状態でした。マクラーレンが良い成績を残すならここしかないと思っていましたが、まさか優勝するとは思ってませんでした(笑)

コバライネンも6番手スタートからポジションを守り、5位。今季3度目のポイントを獲得しました。

■フェラーリ(KERS搭載
ライコネン2位。マッサ欠場。
マッサの事故でチームの雰囲気が沈む中、ライコネンが見事にやってくれました。7番手スタートながら、KERSを駆使して4番手にジャンプアップ。最後のピットストップでウェバーの前に出て、今季2度目の表彰台を獲得しました。

■レッドブル(KERS非搭載)
ウェバー3位。ベッテルリタイア。
ウェバーは優勝候補1番手でしたが…。1stスティントでハミルトンを抑えきっていたら、優勝の可能性もあったと思います。

ベッテルは1コーナー後にライコネンと接触。ライコネンも行き場がなかったので、これは不運でした。結局その影響で、ピットストップ後に左前のサスペンションが壊れてリタイア。

これで、ポイントランキングではウェバーがベッテルを逆転しました。速さだけを純粋に見比べれば、ベッテルが上だと思うのですが…。レッドブルとしてもどちらを優先するか悩みどころでしょう(笑)

■ウィリアムズ(KERS非搭載)
ロズベルグ4位。中嶋一貴9位。
ロズベルグは相変わらず卒の無い走りで上位入賞。一方の中嶋一貴はまたしてもポイントを逃してしまいました。スタートは良かったんです。バトンを抜いて8番手に上がって…。あのまま1stスティントで抜かれずに走れていたら、8位以上を獲得できていたでしょう。もっとも、さすがにポイントリーダーのバトンに抑えられる羽目になるとは思ってもみませんでしたが(笑)

■トヨタ(KERS非搭載)
グロック6位。トゥルーリ8位。
トヨタは2台揃っての入賞。してやったりでしょう。重タン作戦がぴたりとはまりました。特にグロックは、重タン界のスーパースターです(笑)

■ブラウンGP(KERS非搭載)
バトン7位。バリチェロ10位。
上から順に見ていくと、10チーム中6番目。予選はそれでも仕方ないと思ってましたが、まさか決勝までこの程度の結果で終わるとは…。

バトンはスタート後、リアタイヤのグレイニングが酷くなってペースが上がらず、若干重めに積んでいる状況を上手く利用できませんでした。これでウェバーが18.5ポイント差にまで近づいてきました。開幕7戦で6勝という圧倒的な強さが、今では見る影もありません。残り7戦…もうポイントの取りこぼしは許されません。

マッサの大事故の原因となったバリチェロは、きちんとグリッドにつけましたが、1周目に他車と接触して後方へ。そこから挽回するも10位止まりでした。

■BMW(KERS非搭載)
ハイドフェルド11位。クビサ13位。
15番手と18番手からのスタートでは、成す術なし。これ以上の結果は望めなかったと思います。

そしてレース後数日して、BMWが今シーズン限りでのF1撤退を発表しました。この不況時に、力を入れて作ったマシンがこの体たらくでは、参戦の意義を問われるのも仕方のないことなのかもしれません…。ドライバー2人の今後が気になります。ザウバーとしてチームが存続するなら、そこに残る可能性もありますが…。これが昨年末の出来事だったら、クビサは引っ張りだこだったかもしれません。

■ルノー(KERS非搭載)
ピケJr.12位。アロンソリタイア。
絶対に結果を残すことが必要だったピケJr.は、良いスタートを切ったものの、作戦が裏目裏目で12位止まり。ブリアトーレとの確執も明らかになっていて、これでマシンを降りる可能性が濃厚です。次に乗るチームを探そうにも、あまり良いイメージを残せなかったため、交渉は難航しそうです。

ポールスタートのアロンソはトップを守ったままピットへ。しかしそこで右前輪の取り付けに失敗。しばらくスロー走行後にタイヤが丸ごと外れ、バウンド。その後3輪状態でピットに戻り修理したものの、マシン状態が悪化していて結局リタイア。

ホイールナットが緩んだままアロンソをピットからスタートさせたとして、FIAはルノーに次戦出場停止処分を下しました。厳しいですが、前週にF2でサーティースのヘルメットをタイヤが直撃して死亡するという事故が起きたばかりで、ルノーは最悪のタイミングでそれを連想させるようなトラブルを起こしてしまいました。

そして、次のヨーロッパGPはスペインのバレンシアでの開催。アロンソのために作られたような、スペインで2つ目のレースなのです。そこにアロンソが出られないというのは、プロモーターの死活問題につながってしまいます。初開催の昨年は中嶋一貴に追突され、1周でリタイア。今年は出走すら許されず…。ただでさえチケットが売れず苦労していたというのに、これはあまりに痛手すぎます。

ルノーはこの件について控訴中で、極めて政治的な判断が下される可能性も残されています。

■フォース・インディア(KERS非搭載)
フィジケラ14位。スーティルリタイア。
フィジケラは最近、ポイントまであと一歩というレースを続けてきましたが、今回は周回遅れ。それでも良いレースをしたと思います。

スーティルはエンジンが高温になるトラブルでリタイア。結果だけ見れば、開幕戦の9位以降は常に下位。実力はこんなものではないはず。

■トロ・ロッソ(KERS非搭載)
アルグエルスアリ15位。ブエミ16位。
アルグエルスアリはデビュー戦でチームメイトを上回りましたw 現時点では明らかにボーデに劣っていますが、今回はブエミのミスとトラブルが多すぎました。もっとも、ブエミも新人ですからね(笑)


F1サーカスは夏期休暇に入ります。次戦ヨーロッパGPは8月23日。バレンシアでの2度目の開催です。昨年はつまらないパレードレースとなってしまいましたが、今回はどうでしょうか。
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