ハミルトンがポールポジションを獲得! [F1-LIVE.com]
ようやくトヨタ(富士スピードウェイ)が本領発揮。現地観戦者には申し訳ないけれど、外から見る分にはこれほど面白いグランプリは他にありません。
その、お粗末運営ぶりが。
あらかじめ危惧されていたことですから、ほとんどの観客はトヨタの実験台になることが分かっていて、それでもなお大金払って行ったのでしょうけど…。
F1:道路陥没で大渋滞 一部観客4時間足止め 日本GP [MSN毎日]
さすがに……さすがにかわいそうです……。平地でも11月並みの低温、加えて山の上、そして容赦なく体温を奪う小雨に耐えながら、5時間近くも待たされて…。トイレに行くのも苦労したでしょうね。これは切実な問題。特に女子トイレは、トイレに入るだけでも行列が出来ていたでしょうし。間に合わずに……という人もいたと思います。限界の近い子供を連れていった人は、より大変な思いをしたでしょう。F1に興味がない彼女(女友達)を無理やり説得してつれてきた、なんて馬鹿な奴は、その後どうなったかを考えるだけでも恐ろしいです('A`)
まるで自然災害であるかのように書かれていますが、陥没したのはサーキット内東ゲート付近の未舗装(簡易舗装)道路。そこがボトルネックとなることが予想できず、あらかじめ対処することも出来なかったトヨタ(富士スピードウェイ)側の責任です。これは人災なんですよ…。この程度の小雨とバス重量が想定外だったとは言えないはず。だいたい、例え陥没がなかったとしても、確実に渋滞は起きたでしょうね。昨日はサーキット外の一般道はさほど混雑していなかったようですが、それは当然のことです。サーキット場からバスがあまり出てこないのですから(笑)
昨日の入場者数は9万人ほどだったそうです。決勝ではさらに5万人くらい増えると予想されています。どうなることやら…。全員決勝までに辿り着けるかどうかも不明。まあ、予選で懲りて決勝を諦める人もいそうですが。
1コーナーへの進入が見えないC席仮設スタンドについては、“指定席券”分(約5万円?)の返金が検討されているそうです。これだけ苦情が集まれば当然の処置です。ただ、返金方法は後日知らせるとのことで……オークション等でチケットを入手した場合はどうするのでしょうね。
午前のフリー走行は濃霧のため30分ディレイされ、その後開始されたものの、万が一の場合のメディカルヘリコプターが飛べる状況ではなくなり、わずか数分で赤旗中断となってしまいました。昨日あまり走れなかった琢磨はセットアップを進めることが出来ず、ほぼぶっつけ本番で予選に臨むことに…。
午後はコンディションが若干回復し、路面状態がウェットのまま予選が開始されました。ウェットタイヤなので、1〜3回だけアタックするいつもの予選とは異なり、全車がほぼ15分間走り続けました。観客は、その攻防を思う存分見られたと思います。その点だけは“霧の”富士も評価されるべきかな、と(笑)
スーパーアグリは、デビッドソンが19番手。デビ曰く、ドライだったらバランスが良かったそうですが…。
琢磨はQ1序盤では好調なタイムを叩き出していたのですが、ニュータイヤに変えてからペースが上がらず、ガッカリの21番手。…まあ、仕方がない面もあるので…決勝が雨のコンディションになって、荒れた展開の中でチャンスを掴めるよう、期待しています。
琢磨の後ろには山本左近。つまり、2人しかいない日本人ドライバーが最後列を独占しました(笑) 左近は、ダンロップ進入時にラルフから無茶な追い越しをかけられて、はねとばされて予選を終えました。左近は確かにミラーを見ていませんでした。しかし、それがアウトラップだった、とかならまだ分かるけれど、ラルフの挙動はアタック中のマシンに対するものではありませんでした。それが自分で分かっているから、ラルフは責任問題に触れていないのでしょうね。
で、ラルフはその影響でQ2を走れず16番手(15番手スタート)。トゥルーリは、おそらく狙っていたであろうQ3軽タン作戦を実行するどころか、わざわざトヨタの地元で久々のQ2脱落を喫し、14番手(13番手スタート)。
トヨタがエンジンを提供するウィリアムズは、ブルツがQ1脱落の18番手。ロズベルグは6番手になったものの、エンジン交換を実施したため、16番手に降格となります。
トヨタは、日本国民に“さんざん”期待を持たせておいて、“散々”な結果となってしまいました。ただ、今回に限っては、多くの観客にとって小気味良いことかもしれません(笑)
今回、中嶋一貴はウィリアムズの3rdとして日本に訪れませんでした。ヨーロッパで開催されるGP2最終戦のためですが、なんと、そこで初のポールポジションを獲得しました。日本ではラルフが重要な一戦でちょうど大ボケをかましたところだし(笑)、優勝すれば来季のステップアップに向けた大きなアピールになることでしょう。
ホンダはバリチェロがQ1落ちの17番手でしたが、バトンが雨での強さを発揮して7番手(6番手スタート)を獲得しました。SAF1ファンとしては、現在バトンは琢磨を2ポイント差で追っているため、7位以下で終えてくれるとありがたいですが…。トヨタのお膝元で表彰台の中央に立つというのも面白いです。…まあ、今年の4強を崩すには相当な運が必要だと思いますが。
ポイントランキング下位チームの中では、ベッテルが驚きの走りを見せました。なんと、Q3に進出して9番手(8番手スタート)を獲得。この結果はベッテルを再評価させることでしょう。
そして、一番の注目は優勝争い。残念ながら、ハミルトン、アロンソ、ライコネン、マッサという、今季のポイント順となってしまいました。このままでは面白くないです。なんとしてもアロンソにはハミルトンの前に出て欲しいし、ライコネンには優勝してもらわなければなりません。どうか天候が味方しますように…。
ハミルトンは万全の態勢に見えますが、他のドライバーと同じく、決してリタイアは許されない状況です。新人がそのプレッシャーをどう撥ね退けるか、要注目です。
決勝の降水確率は90%以上。もし霧が濃かった場合、セーフティーカー先導で数周だけ走って中断し、そのままレース成立で終了(ポイントは半分)、なんてことも…。既に土曜日の段階で「トヨタ車なんか二度と買うか!!」といった意見が多く見られるほどアンチ・トヨタが増殖中ですが、もし中止や中断にでもなれば、トヨタの評価はがた落ちでしょう。どんなにメディアに圧力をかけようと、観客は都合よく“天候の責任”とは思ってくれません。鈴鹿から日本GPを奪って、わざわざ雨(霧)の多い富士に持ってきたのは、紛れも無くトヨタなのですから。来季の日本GP開催権を鈴鹿に返上する可能性も高くなるでしょうね。
国歌“独唱”は河村隆一だそうです………。何故なんでしょう。。私、実はルナシーは結構好きだったんですけど、、この選択には疑問を感じずにはいられません。globeのKEIKO伝説の再来になりそうな予感。。海外のF1ファンは日本のアーティストの知名度なんて知らないから、歌そのものが評価されるんですよ…。ここは、せめてここは今年の流行に乗ってでも秋川雅史で行くべきだったのではないかと…。
決勝は13時10分よりフジテレビにて生放送されます。
キムタクの、トヨタの手先ぶりにも要注目。
ブルーインパルスは……飛べないだろうなあ……。
ようやくトヨタ(富士スピードウェイ)が本領発揮。現地観戦者には申し訳ないけれど、外から見る分にはこれほど面白いグランプリは他にありません。
その、お粗末運営ぶりが。
あらかじめ危惧されていたことですから、ほとんどの観客はトヨタの実験台になることが分かっていて、それでもなお大金払って行ったのでしょうけど…。
F1:道路陥没で大渋滞 一部観客4時間足止め 日本GP [MSN毎日]
さすがに……さすがにかわいそうです……。平地でも11月並みの低温、加えて山の上、そして容赦なく体温を奪う小雨に耐えながら、5時間近くも待たされて…。トイレに行くのも苦労したでしょうね。これは切実な問題。特に女子トイレは、トイレに入るだけでも行列が出来ていたでしょうし。間に合わずに……という人もいたと思います。限界の近い子供を連れていった人は、より大変な思いをしたでしょう。F1に興味がない彼女(女友達)を無理やり説得してつれてきた、なんて
まるで自然災害であるかのように書かれていますが、陥没したのはサーキット内東ゲート付近の未舗装(簡易舗装)道路。そこがボトルネックとなることが予想できず、あらかじめ対処することも出来なかったトヨタ(富士スピードウェイ)側の責任です。これは人災なんですよ…。この程度の小雨とバス重量が想定外だったとは言えないはず。だいたい、例え陥没がなかったとしても、確実に渋滞は起きたでしょうね。昨日はサーキット外の一般道はさほど混雑していなかったようですが、それは当然のことです。サーキット場からバスがあまり出てこないのですから(笑)
昨日の入場者数は9万人ほどだったそうです。決勝ではさらに5万人くらい増えると予想されています。どうなることやら…。全員決勝までに辿り着けるかどうかも不明。まあ、予選で懲りて決勝を諦める人もいそうですが。
1コーナーへの進入が見えないC席仮設スタンドについては、“指定席券”分(約5万円?)の返金が検討されているそうです。これだけ苦情が集まれば当然の処置です。ただ、返金方法は後日知らせるとのことで……オークション等でチケットを入手した場合はどうするのでしょうね。
午前のフリー走行は濃霧のため30分ディレイされ、その後開始されたものの、万が一の場合のメディカルヘリコプターが飛べる状況ではなくなり、わずか数分で赤旗中断となってしまいました。昨日あまり走れなかった琢磨はセットアップを進めることが出来ず、ほぼぶっつけ本番で予選に臨むことに…。
午後はコンディションが若干回復し、路面状態がウェットのまま予選が開始されました。ウェットタイヤなので、1〜3回だけアタックするいつもの予選とは異なり、全車がほぼ15分間走り続けました。観客は、その攻防を思う存分見られたと思います。その点だけは“霧の”富士も評価されるべきかな、と(笑)
スーパーアグリは、デビッドソンが19番手。デビ曰く、ドライだったらバランスが良かったそうですが…。
琢磨はQ1序盤では好調なタイムを叩き出していたのですが、ニュータイヤに変えてからペースが上がらず、ガッカリの21番手。…まあ、仕方がない面もあるので…決勝が雨のコンディションになって、荒れた展開の中でチャンスを掴めるよう、期待しています。
琢磨の後ろには山本左近。つまり、2人しかいない日本人ドライバーが最後列を独占しました(笑) 左近は、ダンロップ進入時にラルフから無茶な追い越しをかけられて、はねとばされて予選を終えました。左近は確かにミラーを見ていませんでした。しかし、それがアウトラップだった、とかならまだ分かるけれど、ラルフの挙動はアタック中のマシンに対するものではありませんでした。それが自分で分かっているから、ラルフは責任問題に触れていないのでしょうね。
で、ラルフはその影響でQ2を走れず16番手(15番手スタート)。トゥルーリは、おそらく狙っていたであろうQ3軽タン作戦を実行するどころか、わざわざトヨタの地元で久々のQ2脱落を喫し、14番手(13番手スタート)。
トヨタがエンジンを提供するウィリアムズは、ブルツがQ1脱落の18番手。ロズベルグは6番手になったものの、エンジン交換を実施したため、16番手に降格となります。
トヨタは、日本国民に“さんざん”期待を持たせておいて、“散々”な結果となってしまいました。ただ、今回に限っては、多くの観客にとって小気味良いことかもしれません(笑)
今回、中嶋一貴はウィリアムズの3rdとして日本に訪れませんでした。ヨーロッパで開催されるGP2最終戦のためですが、なんと、そこで初のポールポジションを獲得しました。日本ではラルフが重要な一戦でちょうど大ボケをかましたところだし(笑)、優勝すれば来季のステップアップに向けた大きなアピールになることでしょう。
ホンダはバリチェロがQ1落ちの17番手でしたが、バトンが雨での強さを発揮して7番手(6番手スタート)を獲得しました。SAF1ファンとしては、現在バトンは琢磨を2ポイント差で追っているため、7位以下で終えてくれるとありがたいですが…。トヨタのお膝元で表彰台の中央に立つというのも面白いです。…まあ、今年の4強を崩すには相当な運が必要だと思いますが。
ポイントランキング下位チームの中では、ベッテルが驚きの走りを見せました。なんと、Q3に進出して9番手(8番手スタート)を獲得。この結果はベッテルを再評価させることでしょう。
そして、一番の注目は優勝争い。残念ながら、ハミルトン、アロンソ、ライコネン、マッサという、今季のポイント順となってしまいました。このままでは面白くないです。なんとしてもアロンソにはハミルトンの前に出て欲しいし、ライコネンには優勝してもらわなければなりません。どうか天候が味方しますように…。
ハミルトンは万全の態勢に見えますが、他のドライバーと同じく、決してリタイアは許されない状況です。新人がそのプレッシャーをどう撥ね退けるか、要注目です。
決勝の降水確率は90%以上。もし霧が濃かった場合、セーフティーカー先導で数周だけ走って中断し、そのままレース成立で終了(ポイントは半分)、なんてことも…。既に土曜日の段階で「トヨタ車なんか二度と買うか!!」といった意見が多く見られるほどアンチ・トヨタが増殖中ですが、もし中止や中断にでもなれば、トヨタの評価はがた落ちでしょう。どんなにメディアに圧力をかけようと、観客は都合よく“天候の責任”とは思ってくれません。鈴鹿から日本GPを奪って、わざわざ雨(霧)の多い富士に持ってきたのは、紛れも無くトヨタなのですから。来季の日本GP開催権を鈴鹿に返上する可能性も高くなるでしょうね。
国歌“独唱”は河村隆一だそうです………。何故なんでしょう。。私、実はルナシーは結構好きだったんですけど、、この選択には疑問を感じずにはいられません。globeのKEIKO伝説の再来になりそうな予感。。海外のF1ファンは日本のアーティストの知名度なんて知らないから、歌そのものが評価されるんですよ…。ここは、せめてここは今年の流行に乗ってでも秋川雅史で行くべきだったのではないかと…。
決勝は13時10分よりフジテレビにて生放送されます。
キムタクの、トヨタの手先ぶりにも要注目。
ブルーインパルスは……飛べないだろうなあ……。