最近、Bフレッツの勧誘が非常にウザいです。NTT
代理店が、入れ替わり立ち代わり電話攻勢をしかけてきます。毎日のように。
料理をしたり、猫の世話をしたり、文書を作ったりしている最中に電話が来て、いちいち手を止めて電話に出てみると、一方的にセールストークが始まるわけで。うんざり。
もう、迷惑電話としか言い様がありません。
それも、電話会社の関連企業によるものですよ。呆れました。
むかつくので、自分から直接NTTにBフレッツ&ひかり電話を申し込みました(笑)
今までの
アナログの加入電話(フレッツADSL8M)だと、
・加入電話基本料金 - 1,680円
・ナンバーディスプレイ - 420円
・フレッツADSL8M(マイライン割引) - 2,504円(多分…)
の
合計4,604円くらいを毎月払っていました。それに加えて通話料金。
それを
Bフレッツ(ハイパーファミリー)&ひかり電話にすると、
・Bフレッツハイパーファミリータイプ(回線終端装置レンタル料を含む) - 5,460円
・ひかり電話エース(ナンバーディスプレイ&無料通話504円分含む) - 1,575円
の
合計7,035円に。加入電話を休止(廃止)して、ひかり電話に番号を移行する形になるので、加入電話基本料金はかかりません。加入電話使用時との差額は約2,500円。電話料金が全国一律3分8円になり、約3時間の無料通話が可能で、ネット回線が快速になることを考えると、一概に高いとも言い切れません。加入電話で県外通話に月5千円とか払っている人なら、単純に月々の金額を比較するだけでも得になります。
ひかり電話のマイナス点は、停電時に使用できないこと。まあ、今は携帯電話がありますし、携帯電話まで繋がらないような大規模災害時は、固定電話もあまり役には立ちませんから。
ちなみにプロバイダ料金は、ASAHIネットだとADSLから光コースに変更しても料金はそのままでした。
(追記:料金据え置きはコース変更月のみで、翌月から約300円上がって1050円になる模様)
工事日は10日後を指定して予約。
ダイニングのタンスを動かし、裏になっていたモジュラージャックをいじれるようにして、準備万端。工事は13時から17時の間で、他に1件やってから来るとのことでしたが、私の家にやってきたのは16時過ぎ。待ち疲れました(笑)
業者は、交通整理等を担当するガードマンを含めて3人。
まずは屋内から工事をする模様。
モジュラージャックの蓋を外し、配管を確認。まず引き込み線を外から屋内電話線につなぎ、屋内電話線をダイニング側に引き出し、引込み線をダイニングに出しました。そしてそこにさらに光ケーブルを繋ぎ、電話線とともに外から引っ張り、蓋をして配線完了。壁に穴をあけずに済みました。
この間、10分程度。家の中にもう一箇所モジュラージャックがあったのですが、問題はなかったようです。
自分の意思で曲げられない、重力にも逆らえない線を、内部が見えない配管の中にどうやって通すのか疑問に思っていましたが、あっさり納得。そんな方法すら思い浮かべられなかった自分のアホさ加減に呆れました(笑)
その後は外のケーブル工事。道路までケーブルを引いて、2車線道路の片側を塞いで電柱毎にケーブル敷設工事。もう17時を過ぎているものだから、帰宅中の車も多く、プチ渋滞発生。なんだか私が申し訳ない気分に……。
それから、回線終端装置に光ケーブルをガッチリと取り付け作業。このケーブルは壁側から直に出ていて、壁側も回線終端装置側も外せません。これ、ちょっと悩みました。ほんとはタンスの裏側の小さな穴からケーブルを通して、中央の棚に装置を置きたかったのですが、そうするとタンスがほとんど動かせなくなるじゃないですか…。もしケーブルが外れたり断線したりすれば、NTTに連絡するしかなくなります。
新たに電話台を買ってきてタンスの横に置き、そこに装置と電話を置くことにしました。どのみち、“折れ”に弱い光ケーブルはタンスの裏には出せないですから、タンスを移動させた分スペースが開いていたんです。ケーブルは、私は何も言いませんでしたが、後からある程度動かせるように壁から3〜4メートル程度出しておいてくれたようです。今は電話台の後ろで円状にまとめてあります。
業者の方が、持参したノートパソコンを回線終端装置につなぎ、フレッツ・スクウェアへの接続を確認。次に電話をつなぎ、ひかり電話の開通を確認。それで工事は終了。時間は18時近くになっていました。気持ちとして缶コーヒーだけ差し入れました。湯煎して温めておいたけど、既にぬるくなってました(笑)
さて、ひかり電話を試してみようと、携帯電話からかけてみました。すると電話が鳴りました……が、着信音が変。通話は可能だけど、ナンバーが表示されず…。電話側もルータ側も設定には問題ないはずなのに。。
NTT側の不手際か、申し込みに不備があったのか、単にまだナンバーディスプレイサービスが開始されてないのか、電話機との相性なのか、故障なのか、電話線をクロスケーブルに替えてみるべきか……と、いろいろ考えて試行錯誤してみたものの結局直らず、一晩悩みました。
そして仕方なく116に電話。
「昨日開通したひかり電話で、着信ナンバーが表示されないのですが」
「こちらからかけ直してみますので、一度ご確認ください」
一度切って待っていると、聞きなれた着信音が……。昨日何度も聞いた“変”な音ではなく……。そしてナンバーがきちんと表示されていました。
「いかがでしたか」
「……表示されました」
「そうですか」
「………………………………………………………………」
「………………………………………………………………」
「……とりあえず正常動作しているようなので……。お手数おかけしました」
「はい、また何かありましたらお掛けください」
何これ('A`)
正常に動作させるために、一回固定電話からかける必要でもあるのでしょうか…。謎。
この後、私の携帯電話からかけても、きちんと着信するようになりました。
電話機ごと取り替えなきゃいけないのだろうかと悩んでいた時間は何だったんでしょう…。
ネット設定に関しては…。
業者が持ってきた回線終端装置PR-200NEは、ひかり電話対応のルータ機能も有した便利なものでした。何台もごちゃごちゃ配線する必要がなく、見た目がすっきりしてスペースも開いて大助かり。今まで使っていたAirStation(無線LANルータ)は、無駄にPCとの間に挟むのも嫌だったので、ブリッジ接続設定に切り替え、私の部屋でPCとPS2にLANケーブルを分けていたスイッチングHUBと交換。無線も無事使えるようになりました。(ブリッジ接続時はWANポートは使わず、上流も下流もLANポートに接続する必要あり)
フレッツ・スクウェアで回線速度を測定してみたところ、60Mbps以上の下り速度が出ました。屋内配線に問題が無いことを確認できて一安心。後は何かあってもASAHI-NETの問題。
ブロードバンドスピードテストにて、ADSL時と、Bフレッツ導入時の回線速度を比較。
■ADSL 8M
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.0
測定時刻 2007/03/09 11:31:44
回線種類/線路長/OS:ADSL/1.5km/Windows XP/●●県
サービス/ISP:フレッツADSL 8Mbps/asahi-net
サーバ1[N] 4.91Mbps
サーバ2[S] 4.02Mbps
下り受信速度: 4.9Mbps(4.91Mbps,614kByte/s)
上り送信速度: 360kbps(362kbps,45kByte/s)
診断コメント: フレッツADSL 8Mbpsの下り平均速度は2.9Mbpsなので、あなたの速度はかなり速い方です!おめでとうございます。(下位から90%tile)
■Bフレッツ ハイパーファミリータイプ
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.0
測定時刻 2007/03/14 21:02:52
回線種類/線路長/OS:光ファイバ/-/Windows XP/●●県
サービス/ISP:Bフレッツ ハイパーファミリー/asahi-net
サーバ1[N] 20.1Mbps
サーバ2[S] 34.4Mbps
下り受信速度: 34Mbps(34.4Mbps,4.30MByte/s)
上り送信速度: 18Mbps(18.6Mbps,2.3MByte/s)
診断コメント: Bフレッツ ハイパーファミリーの下り平均速度は36Mbpsなので、あなたの速度は標準的な速度です。(下位から50%tile)
この測定サイトでは、下り速度7倍、上り速度約50倍になりました。
ハイパーファミリータイプとしては平均的らしいけど、十分満足です。
ただ、ひとつだけ今だに問題を引き摺ってます。
タンスを動かすのに1人で無理をしすぎたせいか、2日後あたりから腰痛が…('A`)
あれから、2週間。いつ治るんだか…。