これは問題になるだろうと思っていたら、やはり検証データが制作されていました。
大塚愛「プラネタリウム」とRIKKI「素敵だね」etc Vol.2 [Digital Town]
音楽はその性質上、偶然似てしまうこともあるでしょう。
大塚愛の黒い噂は耳にしていたけれど、真実がどうあれ、結局これもAV●Xの圧力によって、よくある話としてうやむやにされてしまうんだろうなあと思っていました。
しかし。
PV比較画像
(゚д゚)ポカーン
植松さん、どうして何も言わないんですか。
苦しんでいませんか…。
1年ほど前に、とある記事を書こうとしました。
でも、その時は、もっと明るい話題で日記を埋めたいとの想いで、載せるのをやめました。
…残っていたテキストファイルからコピーします。
ORANGE RANGE『花』(試聴曲あり)
良い曲ですね。聴いていて懐かしさを覚えるんです。正直オレンジレンジは嫌いというか興味すらなかったのですが、こんな曲も作れるのかと見直しました。
……懐かしく感じるはずです。音楽仲間から指摘されて、ふと気が付いてあることを調べてみたら案の定話題になっていました。もしMr.ChildrenのCDを持っていらしたら、「シーソーゲーム」「くるみ」の2曲を聴いた後で、ORANGE RANGE「花」を聴いてみてください。
服部克久氏の「記念樹」が、小林亜星氏の「どこまでも行こう」に酷似しているとして訴訟が起こされたことは記憶に新しいと思います。判決は原告が勝訴して、“本質的なメロディーを維持しながら表現を修正した”という編曲権の侵害が認められました。
オレンジレンジの「花」については、この事例より明からさまです。
最近では、世代的に徳永英明氏の曲を聴いたことがないはずがない河口恭吾氏の「桜」が、徳永英明氏の「僕のそばに」に酷似してしまったということがありました。(指摘があっても一切無視しているようです)
この場合は意識せずにメロディーを引用してしまったのかもしれません。偶然似てしまったということも実際あり得るでしょう。
……が。
こちらのオレンジレンジへのインタビュー記事より一部引用させて頂きます。
>「オレたちの中の合言葉は〈パクろうぜ!〉です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)」
これはおそらくジョークではなく、“無知”から気軽に出てしまった素の言葉でしょう。メロディーパターンが出尽くされた感のある音楽界で、ある程度何かに似た曲が生まれてしまうのは仕方のないことだと思います。しかし彼らの姿勢は決して許されることではありません。カバーだろうがアレンジだろうが、オリジナルの作曲者には著作権があるんですから。
>考えようによってはサンプリング思考である
サンプリング思考……そんな言葉聞いたことないけれど……。サンプリングとは使用料を払って著作権者に許可を得たり、元々著作権フリーである音楽フレーズを組み合わせて楽曲を構成する手法です。許可を得なければ無断使用であり、サンプリング思考は盗作思考と置き換えることが適切でしょう。
アルバムがダブルミリオン達成って、真面目に音楽やってるアーティストが馬鹿みたいです。歌が下手だったり、ビジュアルがいまいちだったりしても、自分たちで作った曲を歌っているアーティストなら“頑張って欲しい”と素直に思えます。レンジにも、そういった視点から応援されてたファンもいるでしょう。
…おそらく圧力がかかっているため、大きく報道されることはないと思いますが、最近「ロコローション」の作詞作曲がオレンジレンジからCarole King/Gerry Goffinに変更されました。
日本音楽著作権協会(JASRAC)への問い合わせのやり取りが記述されていたページから一部引用させていただきます。(そのページは既にありません)
>当初、ロコローションはオリジナル曲として申請されました。
>しかしロコモーションの日本での著作権を管理するイー・エム・アイより指摘があり、
>SMEとの話し合いがもたれましたが、イー・エム・アイとしてはロコローションが
>オリジナルの楽曲であるということは認められないということで、
>現行の表記へと変更されました。
つまり、パクリと認めた上で、水面下で和解したと思われます。
再びこちらのインタビュー記事から引用させていただきます。
>「ビートルズだって、アイドルだったけど音楽はちゃんとやってた」
アイドル面でも無い上に、音楽がこんな状態で未来はあるのでしょうか。
そういえば…。
以前、私の曲をそのまま転載して、自分のオリジナル曲として公開されていた方がいました。ただ転載するだけなら見逃してきたけど、さすがにそれはどうだろうと思って話し合いをしました。
「すみませんでした。友人から楽譜を頂いて、それを打ち込んだんです」
…ベロシティ(強弱)まで完全一致しているデータなんて打ち込めるわけないのに。
「将来、弁護士を目指して法律を勉強している大学生なんです」
…それが事実なら、彼の稚拙な文体は一体何なのか…。
正直、最初は怒ってはいませんでした。ただ、他の方への牽制も含めて、怒ったフリだけはしましたが、素直に謝ってもらえればすぐに許すつもりでした。
でも、彼から出てきた謝罪は、上記のように、嘘に塗り固められたものばかりでした。しかも、あろうことか、私に密告したのは誰なのか教えて欲しいとしつこく食い下がり…。
結局彼は、嘘を重ね続けることに耐え切れず、最後に中学生であることを告白し、自らのHPに事の顛末と謝罪文を掲載しました。
彼のHPには、学校の友人も多く訪れていたそうです。
彼はその後どうなったのでしょうか…。