優勝はマッサ! 2位ハイドフェルド、3位ハミルトン [F1-LIVE.com]
個人的に最悪の結果………は免れました(笑)
それでも最悪に近い気分ではありますが…。
4番手グリッドのライコネンはスタートでコバライネンをかわし、オールージュでマッサに詰め寄って、ケメルストレートで逆転。2周目には1コーナーでスピンしたハミルトンの後ろにぴたりとつけ、またまたケメルストレートで逆転。ハミルトンはライコネンを抑えようと、本来ならペナルティものの汚いライン変えを繰り返しましたが、ライコネンは物ともしませんでした。ドライビングテクニックが物を言うスパ=フランコルシャンにて、華麗な序盤を見せてくれました。
その後もトップをキープ。しかし終盤、20分後に雨が降るとの予報が…。20分後というと、ラスト数周になった頃。最近のライコネンの運の無さからして、ろくなことにならないのではと、嫌な予感がしてましたが…。20分経って雨が降り始め、滑りまくってハミルトンと抜きつ抜かれつを繰り返すも、ラスト2周でコースオフしてクラッシュ。今回もファステストラップを獲ったというのに…。勝利を飾って、ランキング上位2人を射程圏内に捉えるはずが、逆にノーポイントに終わって、今シーズンのチャンピオン獲得がほぼ絶望的となってしまいました。これでクビサに抜かれ、ランキング4位。ハミルトンと19ポイント差、マッサとは17ポイント差。今後はマッサのサポートに回らざるを得ないでしょう。
一応、チャンピオンの可能性がなくなったわけではないです…。残り5戦で上位争いを続け、ハミルトン&マッサがそれぞれ2回リタイアすれば、計算上はチャンピオンになることができます。これまで不運に襲われ続けていた分、運が回ってくると良いのですが…。昨年も厳しい状況から逆転してチャンピオンになりましたから、僅かな期待は残しておきます。
で、ハミルトン優勝かと思いきや、なんと、ライコネンをシケインカット後にすぐ抜いた件で25秒加算ペナルティを食らい、3位降格。あれはちょっと不味いなとは思ったけど、ライコネンを直接リタイアに追い込んだわけでもないし、まさかここまでのペナルティが下されるとは思いませんでした。フェラーリに優しくマクラーレンに厳しいFIAの姿が如実に現れた気がします。まあ、個人的にはこのペナルティは嬉しいのですが(笑)
代わりに優勝したのはマッサ。最後に無理してハミルトンを追わず、確実にポイントを狙いにいったのが功を奏しました。マッサは個人的にはあまり好きではないし、今回も2流ドライバーであることをさらけ出してしまったかなと思ってますが、それでもハミルトンよりは応援しています。腹黒より小者のほうが100倍マシです(笑)
ランキング3位のクビサは、ハミルトンと18ポイント差。最近のBMWでは正直表彰台争いも厳しいのですが、ライコネン同様、完全にチャンピオンの可能性がなくなったわけではありません。実は一番チャンピオンになって欲しいのはクビサなんですが(笑) 今後の波乱を期待してしまいます。この終盤戦でまだチャンスがあるだけでも面白いです。
今回、2位に入ったのは不調が続いていたハイドフェルド。ラスト1周でピットインしてタイヤ交換の賭けに出て、ごぼう抜きでの見事な2位。不調だからこその思い切った賭けだったのでしょう。BMWとしては、来季クビサを残留させてハイドフェルドを切る算段もしてたと思うのですが…。普段から華々しい活躍をするクビサに対して、波乱のレースでポイントを積み重ねて、気付けばわずか9ポイント差。こう結果を出されてしまっては、結論を出すのを延期せざるを得ません。
トロ・ロッソはベッテル5位、ボーデ7位で、計6ポイントを獲得。運が良かったわけではなく、しっかりと争って上位に食い込みました。琢磨が乗るなら…本当に楽しみです。レギュレーションが大きく変わる来季はどうなるか分かりませんが。
中嶋一貴は1ストップ作戦の賭けに出て14位。順位は上げましたが、スーティルの後ろというのは気分が良いものではないでしょう。(これはどちらかといえばスーティルが見事だったのですが) 来季のシート争いから一歩後退したと考えるのが妥当です。イタリアかシンガポールで再びポイントを取ってアピールできると良いのですが…。
どうしようもないホンダは、バトン15位、バリチェロリタイア。そのリタイア理由が気に入らないです…。ギアボックスに不具合が出て、次戦も使うエンジンにダメージが出る可能性があるから……って…。その場限りのレースを見に来ている観客に対して失礼だとは思わないのでしょうか。本田宗一郎の魂はどこへ行ってしまったのでしょうか。精一杯最後まで走ればいいじゃないですか。それでエンジンブローしても次戦ニューエンジンが使えるし、次戦でイカレて交換しても10グリッド降格したところで大して変わり無いですよ。現実的に、下から2番目のチームに成り下がってるんですから。何度も書きますが、ニック・フライの早期更迭を望みます。
次戦は今週末9月14日、イタリアGP。久々の連戦です。F1における最速のサーキット、モンツァ。
個人的に最悪の結果………は免れました(笑)
それでも最悪に近い気分ではありますが…。
4番手グリッドのライコネンはスタートでコバライネンをかわし、オールージュでマッサに詰め寄って、ケメルストレートで逆転。2周目には1コーナーでスピンしたハミルトンの後ろにぴたりとつけ、またまたケメルストレートで逆転。ハミルトンはライコネンを抑えようと、本来ならペナルティものの汚いライン変えを繰り返しましたが、ライコネンは物ともしませんでした。ドライビングテクニックが物を言うスパ=フランコルシャンにて、華麗な序盤を見せてくれました。
その後もトップをキープ。しかし終盤、20分後に雨が降るとの予報が…。20分後というと、ラスト数周になった頃。最近のライコネンの運の無さからして、ろくなことにならないのではと、嫌な予感がしてましたが…。20分経って雨が降り始め、滑りまくってハミルトンと抜きつ抜かれつを繰り返すも、ラスト2周でコースオフしてクラッシュ。今回もファステストラップを獲ったというのに…。勝利を飾って、ランキング上位2人を射程圏内に捉えるはずが、逆にノーポイントに終わって、今シーズンのチャンピオン獲得がほぼ絶望的となってしまいました。これでクビサに抜かれ、ランキング4位。ハミルトンと19ポイント差、マッサとは17ポイント差。今後はマッサのサポートに回らざるを得ないでしょう。
一応、チャンピオンの可能性がなくなったわけではないです…。残り5戦で上位争いを続け、ハミルトン&マッサがそれぞれ2回リタイアすれば、計算上はチャンピオンになることができます。これまで不運に襲われ続けていた分、運が回ってくると良いのですが…。昨年も厳しい状況から逆転してチャンピオンになりましたから、僅かな期待は残しておきます。
で、ハミルトン優勝かと思いきや、なんと、ライコネンをシケインカット後にすぐ抜いた件で25秒加算ペナルティを食らい、3位降格。あれはちょっと不味いなとは思ったけど、ライコネンを直接リタイアに追い込んだわけでもないし、まさかここまでのペナルティが下されるとは思いませんでした。フェラーリに優しくマクラーレンに厳しいFIAの姿が如実に現れた気がします。まあ、個人的にはこのペナルティは嬉しいのですが(笑)
代わりに優勝したのはマッサ。最後に無理してハミルトンを追わず、確実にポイントを狙いにいったのが功を奏しました。マッサは個人的にはあまり好きではないし、今回も2流ドライバーであることをさらけ出してしまったかなと思ってますが、それでもハミルトンよりは応援しています。腹黒より小者のほうが100倍マシです(笑)
ランキング3位のクビサは、ハミルトンと18ポイント差。最近のBMWでは正直表彰台争いも厳しいのですが、ライコネン同様、完全にチャンピオンの可能性がなくなったわけではありません。実は一番チャンピオンになって欲しいのはクビサなんですが(笑) 今後の波乱を期待してしまいます。この終盤戦でまだチャンスがあるだけでも面白いです。
今回、2位に入ったのは不調が続いていたハイドフェルド。ラスト1周でピットインしてタイヤ交換の賭けに出て、ごぼう抜きでの見事な2位。不調だからこその思い切った賭けだったのでしょう。BMWとしては、来季クビサを残留させてハイドフェルドを切る算段もしてたと思うのですが…。普段から華々しい活躍をするクビサに対して、波乱のレースでポイントを積み重ねて、気付けばわずか9ポイント差。こう結果を出されてしまっては、結論を出すのを延期せざるを得ません。
トロ・ロッソはベッテル5位、ボーデ7位で、計6ポイントを獲得。運が良かったわけではなく、しっかりと争って上位に食い込みました。琢磨が乗るなら…本当に楽しみです。レギュレーションが大きく変わる来季はどうなるか分かりませんが。
中嶋一貴は1ストップ作戦の賭けに出て14位。順位は上げましたが、スーティルの後ろというのは気分が良いものではないでしょう。(これはどちらかといえばスーティルが見事だったのですが) 来季のシート争いから一歩後退したと考えるのが妥当です。イタリアかシンガポールで再びポイントを取ってアピールできると良いのですが…。
どうしようもないホンダは、バトン15位、バリチェロリタイア。そのリタイア理由が気に入らないです…。ギアボックスに不具合が出て、次戦も使うエンジンにダメージが出る可能性があるから……って…。その場限りのレースを見に来ている観客に対して失礼だとは思わないのでしょうか。本田宗一郎の魂はどこへ行ってしまったのでしょうか。精一杯最後まで走ればいいじゃないですか。それでエンジンブローしても次戦ニューエンジンが使えるし、次戦でイカレて交換しても10グリッド降格したところで大して変わり無いですよ。現実的に、下から2番目のチームに成り下がってるんですから。何度も書きますが、ニック・フライの早期更迭を望みます。
次戦は今週末9月14日、イタリアGP。久々の連戦です。F1における最速のサーキット、モンツァ。