メンチ・哀愁の日記

〜なせばなる!

2007年F1第4戦スペインGP 決勝

琢磨、SUPER AGURI移籍後初のポイント! 優勝はマッサ [F1-LIVE.com]


たかが1ポイント。


でも、


とても重みのある1ポイント。


フェラーリに乗り、圧勝したマッサが獲得した10ポイントよりも、ずっと貴重なものです。


0から始めた、資金の少ないプライベーターチームが、参戦2年目でポイント獲得…。
F1ファンであれば誰もが認める偉業です。


今回、上位陣が数台崩れたので、棚ボタな印象もありますが、しっかり棚ボタを拾える位置にいたということはとても重要なことです。
そして、終盤のフィジケラに対する逆転劇は、琢磨とチームが一丸となって勝ち取ったもの。

フィジケラは最後のピットストップ前、琢磨とのギャップを築くために限界までプッシュし続けました。しかし琢磨もそれが分かっていて、ハードタイヤ&燃料で重いマシンで必死に食らい付きました。そして、フィジケラのピットアウト後、わずか数メートルの差。あの瞬間鳥肌が立ちました…。

F1 Super Aguri First Point! [YouTube]

後は、抜きづらいコースと、レースに合わせた抜かれづらいセッティングを利用し、最後までポジションを死守しました。

フィジケラは去年のチャンピオンチーム。
琢磨は去年の最下位プライベーターチーム。
まさか、レース終盤に、同一周回のルノーの前を走る日が来ようとは…。

今回の2007年スペインGPは、2004年アメリカGP、2006年ブラジルGPに並ぶ琢磨のベストレースになると私は思ってます。


亜久里も手術したばかりで体調悪いだろうに…。退院がこのレースに間に合って本当によかったです。少しは報われたでしょう。あれだけ苦労してやつれた姿を見てしまうとね…。

心の底から、おめでとうと言いたいです。


ダウンタウンの浜ちゃんがジャンクスポーツの取材で人生2回目のF1観戦に来ていました。前回来たときは去年のハンガリーGPでバトンが初優勝、つまりホンダの復帰後初優勝のときでした。そして今回はSAF1の初ポイント。どれだけ幸運を呼び寄せてるんですか(笑) 空気は読めてない感じだけど…。もう、毎回来ればいいのに。(と言うと次は何もなかったりする)


この1ポイントのおかげで、年間ランキングで最下位になることはまずないと思われます。現状のルールでは10位以内(最下位以外)になると、来季は移動費等が支給されます。その額は数億から数十億に上ると思われます。そういった理由からも、資金の少ないSAF1にとっては、何よりも貴重なポイントだったのです。ワークスチームの開発能力を考えると、今後ポイントを獲得するのはどんどん厳しくなっていきますし。

ただし、最下位へまっしぐらのスパイカーの抗議でルールが改正され、全チームに支給されることになるかもしれませんが。そのあたりはモナコGP中に何らかの協議がある模様。



レースとしては、オーバーテイクがほとんどない、トラブルリタイアがちょっと多いだけのつまらないパレードレースでした。

優勝したマッサなんか、独走してたものだからほとんどテレビに映りませんでした。1コーナーで空気を読まずアロンソを押し出したのが最大の見せ場でした。
それより琢磨が映っていた時間の方がずっと長いです(笑) どちらが面白いかといえば、そりゃ、ね…。逃げたスポンサーも、惜しいことしたと思ってるんじゃないかな。

ハミルトンは今回も安定した走りで2位。なんと年間ドライバーズランキング首位に躍り出ました(笑) 最年少記録だそうです。
ルーキーなのに。
最速のフェラーリに乗ってるわけでもないのに。
一度も優勝していないのに。
チームメイトは2年連続チャンピオンのアロンソなのに。
シューマッハという偉大なスターが去った直後に、こうもタイミングよくスター候補が出てくるとは。いや、ここまでくると、候補どころかスターそのものです。


次戦は2週間後の5月27日、モナコGPです。
モナコ前は独特のわくわく感がありますね。楽しみです。

さて、琢磨(現在モナコ在住)はF1参戦初年度から5回のモナコGPを経験しましたが…。リタイア3回、出場停止1回、テストドライバー1回と、1度も完走してません。しかし苦手なコースでは決してないんです。壁ギリギリまで攻める的確な走りは他の追随を許しません。F1で最も抜きづらいコースだけに、予選や展開次第で上位進出も期待できますが、、それよりも今年はとにかく完走を果たして欲しいかな。(1ポイント獲得したおかげで、ちょっと肩の荷を降ろした気分で見られる…)

超低速コースなので、開発中の新フロントウイングが間に合うと良いのですが。
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