先週の木曜日、猫が交通事故で他界しました。
朝方、別に住んでる兄から電話があり、私の家の前を通りかかったら、そっくりの猫が死んでいた、と。慌てて家を飛び出して見に行ったら、道路の真ん中に血だまりが出来ていて、車が避けて通っていました。
顔の片側がちょっとへこんでいるほかは、大きな外傷は見られませんでした。
ただ、鼻や口からの出血も酷く、もうダメだと一目で分かりました。
まだ温かい猫を抱きかかえて、玄関まで連れて来て、何度も何度も拭いたけど、真っ赤に染まった白毛は元には戻りませんでした。ただただ、私の頭の中だけが真っ白で、何をどうしていいのかさっぱり分からなくて…。
これ、もしかして夢なのかなーって…。
いつものように、嫌な夢から覚めると一安心して、気付けば猫がいつのまにか私の布団に入り込んでたりして…。
チョロQを走らせて遊ばせたり。。
階段を踏み外して滑り落ちるのを見て笑ったり。。
ゴミ箱をあさってるのを見つけて叱ったり。。
尻尾を追いかけてグルグル回ってる姿を見て和んだり。。
そんな日常が戻ってくるかもしれない、、などと願ってみたけど、猫は冷たくなっていくだけでした。
先月お世話になったペット霊園で、火葬していただきました。まさかこんなに早く、再び訪れることになるとは、夢にも思っていませんでした。先月死んだ犬はある程度覚悟していたけれど、今回はほんとに突然で。。胸にぽっかり穴があいてしまったようで、体に力が入らなくなって、FFやF1など、楽しみにしてた全てのものがどうでもよくなりました…。
火葬時に、いつも遊んでたチョロQと、花と、タラコを添えました。
明らかに葬式用の花ではなく、チューリップ等を中心とした卒業式等のお祝い用でしたが、なるべく可愛い花を添えてあげたいと思って…。タラコは…以前テーブルの上に出しておいたものを食べてしまって、かなり叱ったことがありました。その後しばらく名前がタラコでした。あの世で思う存分食べていいよ…。
火を入れた瞬間に、それまでにない突風が吹きました。熱いよって怒ってたのかな。。
火葬後の骨を見ると、頭蓋骨の内側が真っ赤になっていました。脳内出血の跡です。おそらく、痛いと思う感覚すらなく、一分もたたずに息を引き取ったのではないかとのこと。苦しまなくて済んでよかった…。
まだ目も開かない頃から、哺乳瓶でミルクを飲ませて育てました。3匹分と思って与えたエサを、他の猫が休憩中に黙々と食べ続け、最近お腹が出てきたところでした。デブデブ言ってからかってたけど、デブ猫になるのも内心楽しみにしてました。半年の命だなんて、余りに早すぎです。
夜明け前…事故に遭うたった2時間前に、廊下でにょーんにょーん鳴きながら追いかけてきて、お腹を見せてゴロゴロしてた猫を抱き上げて…。背中を撫でると、生後半年もたつというのに、いつものクセで、目を閉じたままおっぱい代わりに自分の肉球をしゃぶり始めて…。10分くらい撫でた後、私が自分の部屋に戻ると、猫が外に出たがって家族が出してやったそうです。
落ち着いてる…というか、太り気味なせいか動きがのろかったので、多分走ったりしないで、とてとて道路に出て行ってしまったんでしょうね。
ひいた人に責任があるとは思いません。猫が交通ルールを守るわけないですし、室内飼いが出来なければ事故に遭うリスクも承知しなくてはいけません。ひいた後、怖くなって去ってしまう気持ちも分かります。止まろうかどうか迷っているうちに現場から離れてしまうと、戻りづらくなるんでしょうね。人間ではないから罪にはならないけど、良心があるならしばらく辛い思いをするでしょう。それについては、申し訳ないという気持ちもあります。
ただ、もし動物をひいてしまったときは、思い出してください。
飼い主にとっては自分の子供同然の存在かもしれない、ということ。
とても難しいことだとは思うけれど…、出来れば車の通行の邪魔にならない場所によせておいて欲しいんです。危ない場所で無理にとは言いませんが、それで遺体を避けての事故も減るでしょうし、ペットの形が残る、たったそれだけのことでも、飼い主は多少救われると思います。
私が子供の頃、親子の猫を飼っていました。
ある日、親猫が玄関前で鳴いているので見てみたら、血を流しながら後ろ足を引きずっていました。それでも、何かを必死で訴え、血の跡がある方へ誘導するように戻り始めました。事故現場付近で、子猫はバラバラになっていました。辛いけど、拾い集めるしかなくて…。
親猫は動物病院で安楽死させてもらいました。
どれだけ心が引き裂かれる想いをしたことか…。
今回、道路の真ん中に横たわっていた私の猫が、ほぼそのままの形で残っていたのは不幸中の幸いでした。
ずっと現実感がなかったのですが、後日、残った2匹にエサをあげようとしたとき、そのエサの量が少なくて、涙が止まりませんでした。
短い間だったけど、ありがとうね。
朝方、別に住んでる兄から電話があり、私の家の前を通りかかったら、そっくりの猫が死んでいた、と。慌てて家を飛び出して見に行ったら、道路の真ん中に血だまりが出来ていて、車が避けて通っていました。
顔の片側がちょっとへこんでいるほかは、大きな外傷は見られませんでした。
ただ、鼻や口からの出血も酷く、もうダメだと一目で分かりました。
まだ温かい猫を抱きかかえて、玄関まで連れて来て、何度も何度も拭いたけど、真っ赤に染まった白毛は元には戻りませんでした。ただただ、私の頭の中だけが真っ白で、何をどうしていいのかさっぱり分からなくて…。
これ、もしかして夢なのかなーって…。
いつものように、嫌な夢から覚めると一安心して、気付けば猫がいつのまにか私の布団に入り込んでたりして…。
チョロQを走らせて遊ばせたり。。
階段を踏み外して滑り落ちるのを見て笑ったり。。
ゴミ箱をあさってるのを見つけて叱ったり。。
尻尾を追いかけてグルグル回ってる姿を見て和んだり。。
そんな日常が戻ってくるかもしれない、、などと願ってみたけど、猫は冷たくなっていくだけでした。
先月お世話になったペット霊園で、火葬していただきました。まさかこんなに早く、再び訪れることになるとは、夢にも思っていませんでした。先月死んだ犬はある程度覚悟していたけれど、今回はほんとに突然で。。胸にぽっかり穴があいてしまったようで、体に力が入らなくなって、FFやF1など、楽しみにしてた全てのものがどうでもよくなりました…。
火葬時に、いつも遊んでたチョロQと、花と、タラコを添えました。
明らかに葬式用の花ではなく、チューリップ等を中心とした卒業式等のお祝い用でしたが、なるべく可愛い花を添えてあげたいと思って…。タラコは…以前テーブルの上に出しておいたものを食べてしまって、かなり叱ったことがありました。その後しばらく名前がタラコでした。あの世で思う存分食べていいよ…。
火を入れた瞬間に、それまでにない突風が吹きました。熱いよって怒ってたのかな。。
火葬後の骨を見ると、頭蓋骨の内側が真っ赤になっていました。脳内出血の跡です。おそらく、痛いと思う感覚すらなく、一分もたたずに息を引き取ったのではないかとのこと。苦しまなくて済んでよかった…。
まだ目も開かない頃から、哺乳瓶でミルクを飲ませて育てました。3匹分と思って与えたエサを、他の猫が休憩中に黙々と食べ続け、最近お腹が出てきたところでした。デブデブ言ってからかってたけど、デブ猫になるのも内心楽しみにしてました。半年の命だなんて、余りに早すぎです。
夜明け前…事故に遭うたった2時間前に、廊下でにょーんにょーん鳴きながら追いかけてきて、お腹を見せてゴロゴロしてた猫を抱き上げて…。背中を撫でると、生後半年もたつというのに、いつものクセで、目を閉じたままおっぱい代わりに自分の肉球をしゃぶり始めて…。10分くらい撫でた後、私が自分の部屋に戻ると、猫が外に出たがって家族が出してやったそうです。
落ち着いてる…というか、太り気味なせいか動きがのろかったので、多分走ったりしないで、とてとて道路に出て行ってしまったんでしょうね。
ひいた人に責任があるとは思いません。猫が交通ルールを守るわけないですし、室内飼いが出来なければ事故に遭うリスクも承知しなくてはいけません。ひいた後、怖くなって去ってしまう気持ちも分かります。止まろうかどうか迷っているうちに現場から離れてしまうと、戻りづらくなるんでしょうね。人間ではないから罪にはならないけど、良心があるならしばらく辛い思いをするでしょう。それについては、申し訳ないという気持ちもあります。
ただ、もし動物をひいてしまったときは、思い出してください。
飼い主にとっては自分の子供同然の存在かもしれない、ということ。
とても難しいことだとは思うけれど…、出来れば車の通行の邪魔にならない場所によせておいて欲しいんです。危ない場所で無理にとは言いませんが、それで遺体を避けての事故も減るでしょうし、ペットの形が残る、たったそれだけのことでも、飼い主は多少救われると思います。
私が子供の頃、親子の猫を飼っていました。
ある日、親猫が玄関前で鳴いているので見てみたら、血を流しながら後ろ足を引きずっていました。それでも、何かを必死で訴え、血の跡がある方へ誘導するように戻り始めました。事故現場付近で、子猫はバラバラになっていました。辛いけど、拾い集めるしかなくて…。
親猫は動物病院で安楽死させてもらいました。
どれだけ心が引き裂かれる想いをしたことか…。
今回、道路の真ん中に横たわっていた私の猫が、ほぼそのままの形で残っていたのは不幸中の幸いでした。
ずっと現実感がなかったのですが、後日、残った2匹にエサをあげようとしたとき、そのエサの量が少なくて、涙が止まりませんでした。
短い間だったけど、ありがとうね。
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