マンガ嫌韓流
私は韓国のことを映像や文章でしか知りませんし、おそらくほとんどの韓国人もメディアを通してしか今の日本の姿を知らないでしょう。大抵の情報は第三者の目を通して、主義主観が交えられて伝えられるわけで、互いに誤解の連鎖を生み出す悪循環から抜け出せなくなっているのだと思います。
実際、マスコミの情報操作は酷いものです。お堅いイメージの日本経○新聞ですら、インタビューで誰も言っていないことを、カマをかけて記事にしてみたり、「検討中」との発言を決定事項として書いてみたり、、平然と嘘を付いているんです。そして世の中には、書いてあることは全て真実だと受け止めてしまう人も多々いるわけで。
マンガ嫌韓流には、韓国人の感情を煽り立てる過剰演出(韓国人の絵がとにかく醜い)や、(日本側に有利である)裏付けの少ない出来事を間違いのない事実として書いているなど、一方的で見苦しい点が見られます。ただ、「正しいことばかりが書いてある本など存在しない」という前提で読むならば、両国の関係を様々な視点から見て考えるための参考にはなると思います。
というか、このマンガ自体より、
その存在をひたすら隠し続ける日本のマスコミが面白くて。
あれだけ韓流韓流と騒ぎ立てていたにも関わらず、その韓国に関するベストセラー本(既に20万部突破)に一切触れないテレビ局や新聞社の多いこと多いこと。