メンチ・哀愁の日記

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ミシュランユーザーに対するペナルティ決定を延期

ミシュランユーザーに対するペナルティ決定を延期 [F1-LIVE.com]

mosley-fia_290605_220x148.jpg思ったより穏便に事が進んだ印象を受けましたが、、冷静に考えれば、これほどFIAにとって都合の良い決定は無い気がします。

負のイメージで解釈すると…。

現時点で厳しいペナルティを与えてしまっては、次レースからの各チームのボイコット&F1分裂が加速してしまう危険性がありました。ペナルティが決定されるのは9月14日、ヨーロッパでの今シーズン最後のレース、ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の直後です。それまでは10チーム参加するでしょうから、興行的な問題は起こらないでしょう。ヨーロッパ中心のF1で、ヨーロッパで白熱したレースが開催出来ない事態になれば大きな痛手ですからね。

そして残すはブラジルGP、日本GP、中国GPのみです。チャンピオンが決定するのは、おそらくこの3レースのうちのどれかです。一度チャンピオンが決定してから、FIAからのペナルティによってそれが覆されると、視聴者のF1に対する興味は一気に失せることでしょう。(どのみち失せますが、より大きいということで) となると、スパの後というのは、ペナルティを与えるには絶妙なタイミングというわけです。…どうしてもフェラーリの復調が間に合わなければ、何だかんだと理由をつけてミシュラン勢を今シーズンのランキングから除外することも可能なのですから…。

執行猶予中のBARについては、前と同一系統の違反ではないことから、他チームよりペナルティを重くするようなことはないそうです。ただ…シーズンの約半分が終わった今、BARはノーポイントで単独最下位なんですよね。仮に“今シーズン、現在までのポイントを破棄”“コンストラクターズランキングから除外”などというペナルティ受けても、痛くも痒くもないわけです。しかし、延期によって、これから復活してポイントを取りまくって、後で奈落の底に叩き落される可能性が…。素直に恩赦と受け取るべきかもしれませんが、普段のモズレー怪長会長の独裁ぶりを考えると、微妙に嫌がらせも混じっているのかなあなどと疑ってしまうわけです…。

とまあ、憶測でかなり酷いことを書いてしまいましたが(笑)、FIAの主張は(表面上では)もっともだと思っています。ぶっつけ本番の急造シケインそのものがリスクとなる可能性を否定出来る人は、誰一人いないでしょう。予選が終わった後で、本気でテスト走行など出来ませんし…。目に見えない天秤にかけたリスクを議論しても、間違いの無い答えなど出ませんから。悔しいけど。


ちなみにミシュランは、チケット払い戻し費用を負担することを決めたようです。そもそもの原因はミシュランにありますから、当然のことです。イメージ回復のためにも、自主的に決めたことは大きいと思います。
(私は既にミシュランタイヤを買う気をなくしてますが(笑))

交通費や宿泊費等も自主的に補償してしまえば、FIAが入り込める隙も減らせるでしょうが、実際は難しい…とういか、そこまでやってしまうと大変なんでしょうね…。
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