佐藤琢磨4位、激戦の鈴鹿をシューマッハが制す [F1-LIVE.com]
大方の予想通りシューマッハが圧勝しました。ポールからのスタートでは、アクシデントでもない限り他のチームが対抗することは難しいです。そのアクシデント自体ほとんどなく、安定しているからこそのフェラーリの王者シューマッハなわけですからね。この変人めっ!(やぶれかぶれ)
琢磨のスタートは、予選後に危惧していた通りの展開となってしまいました。と言っても、漁夫の利とは違って、ウェバー大失敗、琢磨普通、バトン大成功といった感じでした。荒れた路面を考えたら、琢磨にとっては成功の範囲内だったのかもしれません。が、今思えばここでバトンに前に出られてしまったことで表彰台が遠のいてしまったんですよね。バトンのペースが上がらず琢磨は詰まっている状態。それもそのはず、バトンは2ストップ、琢磨は3ストップ作戦なんですから。8周目でやっとバトンの前に出られた頃にはシューマッハ兄弟には相当な差を付けられていました。確かにチームオーダーは禁止されていますが、2台目が他のチームを抑えて逃げ切るといった作戦ならいざ知らず、明らかにペースの速い琢磨を先に行かせるくらいなら。。バトンが琢磨を抑えてもチームにとって何一つ良いことは無いと言うのに…。チームメイトなんだから琢磨の作戦を知らないわけがありません。バトンは年間ランキングで既に3位が確定しています。しかもここは日本です。もし琢磨が表彰台に乗れば、ホンダやその他スポンサーにとって、日本での経済効果は大きなものだったでしょう。
表彰台に乗るバトンを見て多くの人が思ったはずです。
「そこにいるべきは琢磨だった」
バトン、これは本当に「チームにとって良い結果」だったのですか?
決して3位を譲れと言っているわけではありません。そんな結果では琢磨も納得しないでしょう。ただ1点、チームメイトを抑えて可能性を潰す必要はあったのかどうか…。ホンダ関係者はさぞ複雑な思いをしたことでしょうね。
バトンはホンダ決別宣言をしていますし、年間ランキングでももう変動が無いわけですから、最終戦は来年を見据えてアンソニーをテストしたらいかがでしょう?(笑)
ああ、なんか最近明らかにバトンが嫌いになってます。BARとの契約延長決定後のウィリアムズ移籍騒動以来、人としてどうなのかなと思うことがしばしば。もし“個人の力”のみでレースを走れるとするなら、信念を持った大変素晴らしいドライバーなんでしょうけどね。
琢磨は1回目のピットストップ以降、あまりペースが上がりませんでした。タイヤがいまいちだったようですが、中盤からしきりに首のあたりに片手を持っていくようになりました。またHANSにトラブルを抱えたのか、かなりの痛みを我慢していたようです。怪我がなくて何より。レース後のインタビューでは、あのいつも笑顔の琢磨の声のトーンが少し落ちているように感じました。残念でしたが、単純に結果だけ見れば4位は立派ですよね。最終戦、年間ランキングでライコネンへの逆転、期待しています。
終盤琢磨と争うはずだったバリチェロとクルサードは接触してリタイヤ。クルサードは中国GPでのラルフとの接触に続いてです。来年のシートに対する焦りもあるんでしょう。全てが裏目に出てちょっとかわいそうな気もします。ただ、BARはアンソニーがいるから先生はいらないですヨ(笑)
ジャックは終始ペースが上がりませんでした。セットアップが決まってなかっただけなら良いのですが、、最終戦では何としてもポイントを獲得してアピールして欲しいです。
ラストランとなったパニスは14位でフィニッシュしました。お疲れ様でした、モナコウィナー、オリビエ・パニス。別の形での活躍を期待してます。
次回は10月24日の最終戦ブラジルGP。インテルラゴスは昔ゲームで数百周走りこんだ思い出深いサーキット(笑)(←当時は第1戦だったから)
地上波で生放送が見られる数少ないレースです。時間帯が真夜中なので次の日辛いですが(^^;
P ドライバー チーム タイヤ タイム/Gaps ピット回数
1 M.シューマッハ フェラーリ B 1h24'26"985 3
2 R.シューマッハ ウィリアムズ M +0'14"008 3
3 J.バトン BARホンダ M +0'19"662 2
4 佐藤琢磨 BARホンダ M +0'31"781 3
5 F.アロンソ ルノー M +0'37"767 2
6 K.ライコネン マクラーレン M +0'39"302 2
7 J-P.モントーヤ ウィリアムズ M +0'55"347 3
8 G.フィジケラ ザウバー B +0'56"276 3
9 F.マッサ ザウバー B +1'29"656 3
10 J.ビルヌーブ ルノー M 1lap 2
11 J.トゥルーリ トヨタ M 1lap 3
12 C.クリエン ジャガー M 1lap 2
13 N.ハイドフェルト ジョーダン B 1lap 3
14 O.パニス トヨタ M 2laps 3
15 T.グロック ジョーダン B 2laps 3
16 G.ブルニ ミナルディ B 3laps 3
17 Z.バウムガルトナー ミナルディ B 12laps 3
18 D.クルサード マクラーレン M 15laps 3
19 R.バリチェロ フェラーリ B 15laps 3
20 M.ウェバー ジャガー M 33laps 3
大方の予想通りシューマッハが圧勝しました。ポールからのスタートでは、アクシデントでもない限り他のチームが対抗することは難しいです。そのアクシデント自体ほとんどなく、安定しているからこそのフェラーリの王者シューマッハなわけですからね。この変人めっ!(やぶれかぶれ)
琢磨のスタートは、予選後に危惧していた通りの展開となってしまいました。と言っても、漁夫の利とは違って、ウェバー大失敗、琢磨普通、バトン大成功といった感じでした。荒れた路面を考えたら、琢磨にとっては成功の範囲内だったのかもしれません。が、今思えばここでバトンに前に出られてしまったことで表彰台が遠のいてしまったんですよね。バトンのペースが上がらず琢磨は詰まっている状態。それもそのはず、バトンは2ストップ、琢磨は3ストップ作戦なんですから。8周目でやっとバトンの前に出られた頃にはシューマッハ兄弟には相当な差を付けられていました。確かにチームオーダーは禁止されていますが、2台目が他のチームを抑えて逃げ切るといった作戦ならいざ知らず、明らかにペースの速い琢磨を先に行かせるくらいなら。。バトンが琢磨を抑えてもチームにとって何一つ良いことは無いと言うのに…。チームメイトなんだから琢磨の作戦を知らないわけがありません。バトンは年間ランキングで既に3位が確定しています。しかもここは日本です。もし琢磨が表彰台に乗れば、ホンダやその他スポンサーにとって、日本での経済効果は大きなものだったでしょう。
表彰台に乗るバトンを見て多くの人が思ったはずです。
「そこにいるべきは琢磨だった」
バトン、これは本当に「チームにとって良い結果」だったのですか?
決して3位を譲れと言っているわけではありません。そんな結果では琢磨も納得しないでしょう。ただ1点、チームメイトを抑えて可能性を潰す必要はあったのかどうか…。ホンダ関係者はさぞ複雑な思いをしたことでしょうね。
バトンはホンダ決別宣言をしていますし、年間ランキングでももう変動が無いわけですから、最終戦は来年を見据えてアンソニーをテストしたらいかがでしょう?(笑)
ああ、なんか最近明らかにバトンが嫌いになってます。BARとの契約延長決定後のウィリアムズ移籍騒動以来、人としてどうなのかなと思うことがしばしば。もし“個人の力”のみでレースを走れるとするなら、信念を持った大変素晴らしいドライバーなんでしょうけどね。
琢磨は1回目のピットストップ以降、あまりペースが上がりませんでした。タイヤがいまいちだったようですが、中盤からしきりに首のあたりに片手を持っていくようになりました。またHANSにトラブルを抱えたのか、かなりの痛みを我慢していたようです。怪我がなくて何より。レース後のインタビューでは、あのいつも笑顔の琢磨の声のトーンが少し落ちているように感じました。残念でしたが、単純に結果だけ見れば4位は立派ですよね。最終戦、年間ランキングでライコネンへの逆転、期待しています。
終盤琢磨と争うはずだったバリチェロとクルサードは接触してリタイヤ。クルサードは中国GPでのラルフとの接触に続いてです。来年のシートに対する焦りもあるんでしょう。全てが裏目に出てちょっとかわいそうな気もします。ただ、BARはアンソニーがいるから先生はいらないですヨ(笑)
ジャックは終始ペースが上がりませんでした。セットアップが決まってなかっただけなら良いのですが、、最終戦では何としてもポイントを獲得してアピールして欲しいです。
ラストランとなったパニスは14位でフィニッシュしました。お疲れ様でした、モナコウィナー、オリビエ・パニス。別の形での活躍を期待してます。
次回は10月24日の最終戦ブラジルGP。インテルラゴスは昔ゲームで数百周走りこんだ思い出深いサーキット(笑)(←当時は第1戦だったから)
地上波で生放送が見られる数少ないレースです。時間帯が真夜中なので次の日辛いですが(^^;