アロンソが優勝! 2位にハミルトン [F1-LIVE.com]
マクラーレンが圧倒的な速さで1−2フィニッシュを飾りました。
どうもマクラーレンは、1回目のピットストップ時、燃料の重いハミルトンが前に出て無駄な争いに発展しないよう仕組んだ印象が…。「プッシュするな」というのも1つのチームオーダーですよね。見ていて面白くはないけれど、チームとしては正しい戦略だったと思います。それがF1。
マッサは、そんなアロンソから1分以上も離されてしまいました。いくら他コースとは異なるマシン特性を必要とする超低速サーキットとはいえ、ライコネンが同じ位置がらスタートすれば、そこまで離されることはなかったと思います。ここはドライバーの腕と度胸が試されるモナコ。2流ドライバーには厳しいコースです。
ホンダは素直に1ストップで攻めればよかったものを、謎の変則2ストップ作戦に出て、ポイント獲得はなりませんでした。結果、ポイントランキングではいまだにSAF1を下回っています。大失敗作マシンに対して、北米で大規模改修が施されるようなので、今シーズンの行く末は次戦から見えてきそうです。
今回のモナコは、珍しく“荒れない”レース展開でした。アクシデントをも利用して順位を上げようと狙っていた下位陣には厳しい戦いとなりました。
琢磨はスタートで4台抜きのジャンプアップ。ただし不可抗力でショートカットした上でのことだったので、一度トゥルーリを前に行かせたようですが、20周目には、ブルーフラッグで油断したトゥルーリを華麗にオーバーテイク。スタート直後を除けば、おそらくこれが今回のモナコGP唯一の同一周回車オーバーテイクシーンでした。そして初のモナコ完走を果たしましたが、お粗末なピット作戦&ピット作業も響いて17位。ただし、それらが成功していたとしても、トヨタの2台の前に出るのが関の山だったでしょう。結局は予選でのミスがほぼ全てとなってしまいました。
しかし、マシンを壊さずに走りきったデータは次に生きてきます。フロント周りのアップデートも予定されていることですし、北米ラウンドが楽しみです。今の琢磨は、2年前とは違います。このフラストレーションすらも糧にできるはず。
デビッドソンはお決まりのスタートミス。ルノーと接触してノーズに穴を開けてしまったようで。1ストップ作戦を生かして順位回復を狙うも、青旗無視でドライブスルーペナルティを受け、結局はチームメイトすら下回って18位でした。長年レースから離れ、テストドライバーに徹していた影響は大きいかもしれません。タイムは出せるんだけど、レース感がどうしても…。
次戦は2週間後、6月10日のカナダGP。
波乱の多い、ストップアンドゴーな高速サーキットは、SAF1が上位進出を狙うには最適です。
マクラーレンが圧倒的な速さで1−2フィニッシュを飾りました。
どうもマクラーレンは、1回目のピットストップ時、燃料の重いハミルトンが前に出て無駄な争いに発展しないよう仕組んだ印象が…。「プッシュするな」というのも1つのチームオーダーですよね。見ていて面白くはないけれど、チームとしては正しい戦略だったと思います。それがF1。
マッサは、そんなアロンソから1分以上も離されてしまいました。いくら他コースとは異なるマシン特性を必要とする超低速サーキットとはいえ、ライコネンが同じ位置がらスタートすれば、そこまで離されることはなかったと思います。ここはドライバーの腕と度胸が試されるモナコ。2流ドライバーには厳しいコースです。
ホンダは素直に1ストップで攻めればよかったものを、謎の変則2ストップ作戦に出て、ポイント獲得はなりませんでした。結果、ポイントランキングではいまだにSAF1を下回っています。大失敗作マシンに対して、北米で大規模改修が施されるようなので、今シーズンの行く末は次戦から見えてきそうです。
今回のモナコは、珍しく“荒れない”レース展開でした。アクシデントをも利用して順位を上げようと狙っていた下位陣には厳しい戦いとなりました。
琢磨はスタートで4台抜きのジャンプアップ。ただし不可抗力でショートカットした上でのことだったので、一度トゥルーリを前に行かせたようですが、20周目には、ブルーフラッグで油断したトゥルーリを華麗にオーバーテイク。スタート直後を除けば、おそらくこれが今回のモナコGP唯一の同一周回車オーバーテイクシーンでした。そして初のモナコ完走を果たしましたが、お粗末なピット作戦&ピット作業も響いて17位。ただし、それらが成功していたとしても、トヨタの2台の前に出るのが関の山だったでしょう。結局は予選でのミスがほぼ全てとなってしまいました。
しかし、マシンを壊さずに走りきったデータは次に生きてきます。フロント周りのアップデートも予定されていることですし、北米ラウンドが楽しみです。今の琢磨は、2年前とは違います。このフラストレーションすらも糧にできるはず。
デビッドソンはお決まりのスタートミス。ルノーと接触してノーズに穴を開けてしまったようで。1ストップ作戦を生かして順位回復を狙うも、青旗無視でドライブスルーペナルティを受け、結局はチームメイトすら下回って18位でした。長年レースから離れ、テストドライバーに徹していた影響は大きいかもしれません。タイムは出せるんだけど、レース感がどうしても…。
次戦は2週間後、6月10日のカナダGP。
波乱の多い、ストップアンドゴーな高速サーキットは、SAF1が上位進出を狙うには最適です。