メンチ・哀愁の日記

〜なせばなる!

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2007年F1シーズン開幕

さあ、ミハエルのいないシーズンが開幕しました。
まず今季開幕時のラインナップを紹介します。

○残留 ■移籍 ★新規(昨シーズンレギュラーでなかったドライバーを含む)

マクラーレン・メルセデス

   ■フェルナンド・アロンソ
   ★ルイス・ハミルトン

ルノー

   ○ジャンカルロ・フィジケラ
   ★ヘイキ・コバライネン

フェラーリ

   ○フェリペ・マッサ
   ■キミ・ライコネン

ホンダ

   ○ジェンソン・バトン
   ○ルーベンス・バリチェロ

BMW

   ○ニック・ハイドフェルド
   ○ロバート・クビサ

トヨタ

   ○ラルフ・シューマッハ
   ○ヤルノ・トゥルーリ

レッドブル・ルノー(フェラーリから変更)

   ○デビッド・クルサード
   ■マーク・ウェバー

ウィリアムズ・トヨタ(コスワースから変更)

   ○ニコ・ロズベルグ
   ★アレキサンダー・ブルツ

トロ・ロッソ・フェラーリ(コスワースから変更)

   ○ビタントニオ・リウッツィ
   ○スコット・スピード

スパイカー・フェラーリ(トヨタから変更)

   ○クリスチャン・アルバース
   ★エイドリアン・スーティル

スーパーアグリ・ホンダ

   ○佐藤琢磨
   ★アンソニー・デビッドソン

今シーズンは入れ替わりが多く、5人のドライバーが新規参戦します。
ハミルトン、コバライネンは、いきなり上位チームから参戦ということで、将来を期待されています。
また、速さを認められながらも、バトンの影に隠れて不遇の時を過ごしてきたデビッドソンがスーパーアグリから参戦します。こちらも楽しみです。

その分、F1を去った、もしくは前線を退いたドライバーがいます。
引退したミハエルと、デ・ラ・ロサ、クリエン、モンテイロ、山本左近の5人。


今期は、ウェットタイヤを使わない状況であれば、用意されたソフトタイヤ(ホワイトに塗られている)とハードタイヤの両方をレース中に使う必要があります。強制的に。最高点の速さだけではなく、適切な妥協点を見い出すことも重要になってきます。パフォーマンスが発揮できないタイヤをショートスティントで消費するなど、変則的なピットストップも増えそうです。しかも、ピットレーンの制限速度が今季から20キロ減って80キロに。おかげでレース展開の予想が難しくなりそう。それがレース本来の「速さを競う」面白さにつながるかというと疑問ですが、波乱の展開は確実に増えることでしょう。一時期のフェラーリのように、1チームだけ勝ち続けるようなことはないはず。

ただ、ホワイトタイヤと言っても、側面の「BRIDGESTONE」の文字1個分程度の白丸が1個付いてるだけ。とても走行中に判断できるようなものではないです。印が小さいのは、ソフトタイヤだったものが次戦ではハードタイヤに位置する可能性もあるので、無駄にしないためでもあるのでしょう。いくらブリヂストン1社供給となって競争がなくなったとはいえ、1セット数百万円はするでしょうから。視聴者としては、せっかくだから分かるようにして欲しいですけどね。今のところピットイン時に判断するしかないかと。

また今期は、エンジンを自由に交換できる(2レース1エンジン制に影響されない)セッションが、金曜に2回(90分×2)用意されています。(土曜のフリー走行はレース用エンジン使用)
GP中にテストの機会を増やすことにより、普段資金が少なくテストの機会をあまり設けられない下位チームの不利を軽減しようという思惑です。金曜に走りまくるマシンを見られるのは、観客にとっても良いことです。
ただし、1回のセッション中に同一チームから2人のドライバーしか出せません。つまりサードドライバーを出せば、そのセッション中はレギュラーの片方が走れません。そのGPに限れば、レギュラーにせっかくの走行機会を失わせて得することはないでしょう。昨年までの、レギュラーとは異なり限界まで走り込むことが可能だったサードとは、立ち位置がまるで違います。
利点を挙げるなら、サードとして走らせることによるスポンサー収入です。結局のところ、資金難でサードを走らせる機会が増えるだろう下位チームは不利を被るわけですが。


冬期テストの状況から、開幕戦での速さを個人的に予想。

第1グループ:フェラーリ、マクラーレン
第2グループ:ルノー、BMW
第3グループ:ウィリアムズ、ホンダ
第4グループ:トヨタ、レッドブル、SAF1
第5グループ:トロ・ロッソ、スパイカー


シーズン後半にかけて、伸びしろが大きいホンダとトヨタ、レッドブル、トロ・ロッソがそれぞれ1つ上のグループに行くかな、と。
スパイカーは、ガスコインの力を持ってしても正直厳しいと思います。
SAF1のマシンは元が●●●なだけに、ある程度完成してしまっているので、ベースの底上げというのは難しそうです。マシンの扱いに関する“慣れ”と“作戦”でチーム力を上げて、ホンダに食らいついていって欲しいです。出来ればフジあたりでトヨタを蹴散らしてください(笑) スパイがお得意なチーム相手なら、グレーゾーンなマシンを使っていても後ろめたさを感じる必要なし!
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