メンチ・哀愁の日記

〜なせばなる!

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2008年F1第9戦イギリスGP 決勝

ハミルトンが雨のレースで完勝! バリチェロ3位、中嶋8位 [F1-LIVE.com]

決勝も雨だとは…。予想が無駄になってしまいました(笑)


ハミルトンが他を寄せ付けない圧倒的な走りで優勝しました。今回はクレーンの世話にはなりませんでしたから(笑)、文句無しの勝利です。

フェラーリは、路面が乾くと見越して、1回目のピットストップでタイヤを交換しない作戦に。しかしその後雨が降り始めてしまい、2位を走行していたライコネンはずるずると順位を落としてしまいました。後半タイヤを交換して追い上げるも、4位に入るのが精一杯。そんな中でも意地を見せてファステストラップを記録。なんとこれで6戦連続です(笑)

マッサは、金曜にマシンを大破させた影響でバランスが崩れていたのか、体調が完全ではなかったことが影響したのか、スピンを繰り返して、完走車中最下位の13位。ノーポイントに終わりました。

クビサは10番手スタートから3位まで順位を上げたものの、突然強く降り始めた雨でコントロールを失い、コースアウトしてリタイア。ノーポイントに終わりました。

シーズンの折り返し点だというのに、ハミルトン、マッサ、ライコネンの3人が48ポイントで並び、それをたった2ポイント差でクビサが追うという凄まじい展開に。もしクビサが終盤リタイアしなかったら、再び1位に返り咲いてました(笑)


本来、クビサの位置にいなければならないのはコバライネンなのですが…。せっかくのポールスタートも、ずるずると順位を落として5位フィニッシュ。最後にアロンソをオーバーテイクしたのは良かったですが、ハミルトンが速すぎただけに、今回の評価もいまいちです。チームがハミルトン寄りにマシンをセッティングしている印象。昨年も後半そんな雰囲気が漂ってましたが…。それでもアロンソはガチで争ってましたからね(笑)


2位はハイドフェルド。今シーズンはクビサの速さばかり目立っていますが、気付けばこれで3度目の2位。クビサとの差を10ポイントまで縮めてきました。


3位にはなんとホンダのバリチェロ。今週末は、どうしようもない酷い状況でしたが、だからこそ雨に賭けたセッティングを施すことができたのでしょう。今のホンダに表彰台へ乗る実力は伴っていませんから、これは、的確にタイミングを見極めたロス・ブラウンの手腕と、ミスをせずに走りきったバリチェロの功績と言えます。おかげで来期シート獲得の目も出てきてしまって、琢磨は危うい立場に立たされることになってしまいましたが…。バリチェロは、今シーズン限りで引退するとしても、良い記念となったでしょう。(もし引退を発表するなら、日本GPまたはブラジルGPの前後の可能性が高いです)


アロンソは表彰台も見える良いレースをしていたものの、フェラーリ同様にタイヤ選択を誤り、6位入賞止まり。一方、ピケJr.はタイヤ選択を間違わず、順調に走行を重ねていましたが、急な雨でコントロールを失ってリタイア。イギリスGPが、今後もシートを維持できるか評価するリミットと言われていましたが。。まあ、大丈夫でしょう。既に、ドイツで琢磨やデビッドソンが乗る可能性はコンマ1パーセントも無いはず。


中嶋一貴は中盤まで厳しいレースでしたが、ホンダ同様に的確なタイミングでエクストリームウェットを履き、ぐんぐん順位をあげました。最後アロンソを抜こうとして、逆にトゥルーリに抜かれてしまいましたが、ねばってねばって8位入賞。この1ポイントでロズベルグに並びました(笑) 速さでは明らかにロズベルグが上回っているのですが、荒れたレースでの安定感は一貴のほうが上です。来期シートへ向けて一歩前進しました。


フロントロースタートだったウェバーは、1周目でスピンして早々に後方へ。結局空気な存在で終わりました…。


今シーズン限りでの引退を発表していたクルサードは、母国GPで無念のリタイア。原因はベッテルとの接触。前々回のように時折速さを見せるものの、今シーズンはこういうミスもかなり目立ってます。最後まで気を緩めず、無事に引退して欲しいですが…。ぺヤングは永久に不滅ですよね?


次戦は2週間後の7月20日、ドイツGPです。隔年開催で、今年はホッケンハイム。
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